5月10日から6月21日までの毎週木曜日、南流山センターで「ワタシへのごほうび講座5」が行われました。本講座は流山市が企画し、NPO法人ながれやまパートナーシップが実施したもので、保育付きの7回連続講座で、延べ10組の親子と13人のママが参加しました。第1回の講座では、NPO法人松戸子育てさぽーとハーモニー代表 荒久美子氏と松戸市野菊野児童館館長の石川静江氏を講師に迎え、「親子であそぼ!&自分のいいとこさがし」と題し、子どもや自分の長所を探して発表するワークショップを行いました。
第2回の講座では「男女共同参画ってなぁに〜ひとりひとりが幸せな社会のために〜」と題し、キャリアアドバイザーの山口文代氏が、男女共同参画に関する世界や日本の現状、歴史的背景について講義を行いました。また、後半は東日本大震災を教訓に「もしも災害が起こったら」と題したワークショップを行いました。模造紙に避難所での課題を書き出して、おむつや生理用品などの備蓄や着替え場所、男女別トイレの必要性など、問題点が見えてきました。地域社会でも女性が様々な機会で発言し、決定する場に参画することの重要性を学びました。
第3回から6回の講座では、むさしのヒューマン・ネットワークセンター長 下村美恵子氏と、NPO法人ウィメンズ・サポート・オフィス連 代表理事 坂本照子氏を講師に迎え、アサーティブ・トレーニング(自分と相手を尊重した上で、自分の意見や気持ちをその場に適切な言い方で表現すること)について実践的に学びました。
今回は、ママ友との関係や、配偶者とのやりとりの中で、「お誘いを断る」「家事をお願いする」などの具体的な場面を設定し、自分の気持ちを上手に相手に伝える方法を、ロールプレイングなどの実践を通して勉強しました。
第7回の講座では、「ワタシへのごほうび見つけた 先輩ママの体験とワタシの夢」と題し、第1回受講生である、ながれやま子育てコミュニティなこっこ副代表 青木八重子氏が、一歩踏み出して地域で市民活動を始めた体験を語り、社会参加へのエールを送られました。最期に受講生は将来の自分の夢をそれぞれ発表し合い、本講座の修了証書を受け取りました。
講座の参加者からは「アサーティブ・トレーニングを通じて、自分の気持ちを誠実に探り、他人に伝えることは難しいが、今後も実践していきたい」などの感想が聞かれました。
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