8月4日から2日間、一茶双樹記念館で「小江戸風物詩」が開催されました。このイベントは昔懐かしい日本の夏の風物詩を楽しんでいただこうというもので、ヨーヨー釣りや駄菓子、ラムネなどが用意され、懐かしい「地域の夏祭り」の雰囲気をふんだんに味わうことができました。訪れた皆さんは、暑い夏ならではのお祭りを楽しんでいる様子でした。
子どもたちにはヨーヨー釣りが大人気。次から次へと挑戦者がやってきます。「普段はやらないけど、お祭りに来るとついついやっちゃうよね」という声も聞こえてきます。三輪野山にお住まいの溝口克人さんは「今日は色々なところでお祭りが開かれていますが、小江戸風物詩を楽しむためにきました」と話してくれました。一緒に来館した娘の心菜ちゃん(4歳)は「お祭りは好き。ヨーヨーも好き」と笑顔で話してくれました。
ベーゴマやけん玉、シャボン玉ができるコーナーも人気があります。中には、けん玉の懐かしさで夢中になって遊んでしまうお父さんもいるほど。お父さんと一緒に遊んでいた小学2年生の岩堀魁くんは「けん玉、ベーゴマはちょっとだけやったことがあるよ」と元気に話してくれました。
4日は夜のライブステージも開催。まずは東葛飾高校で落語研究部に所属していた方々が本職は別に持ちながら口演会を行っているというアマチュア落語団体・黒い三連星によるステージです。浮世亭小凡さん、東中亭どテ珍さん、永久亭ぬう松さんの3人が演じ、トリはぬう松さんが古典落語の「まんじゅうこわい」を披露。ぬう松さんの語りが上手だったからか、お客さんからは「まんじゅう食べたくなっちゃった」との声も聞かれました。
続いては、シンガーソングライター・matsueriさんによる、「出張Eri's BAR」です。matsueriさんは、普段、東京の三軒茶屋でライブ「Eri's BAR」をされているそうで、今回は特別に出張してくださいました。ライブではカヴァー曲「やさしさに包まれたなら」、「カントリー・ロード」など全6曲を熱唱。matsueriさんの力強くも澄んだ歌声が一茶双樹記念館を包み込み、会場からは自然と手拍子が起こります。
また、この日は「流山みりんカクテル」も出張。普段は「うんがいい!朝市」で、炭酸水で割っただけのものを提供しているそうですが、今回は特別にお酒入りで販売。メニューは、ラム酒とミントで爽やかに味わう「モリノマチ」や、みりん本来の味に柑橘の香りを添えた「流山〜ナガレヤマ〜」など5種類が販売されていました。このような「夏祭り」を楽しめるのもあと1か月ほど。皆さんも地域のお祭りに参加されてみてはいかがですか。
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