8月24日金曜日・25日土曜日の2日間、博物館子ども教室夏休みスペシャル1「縄文世界を体験しよう」が行われ、延べ400人の方が参加しました。「縄文世界を体験しよう」は今年で3回目です。市内には、たくさんの縄文時代の遺跡があります。このイベントでは、遺跡がみなさんの身近にあることを知ってもらうために、普段なかなかできない体験を行いました。
「土器を洗ってみよう」・「土器を持ってみよう」のコーナーでは、中野久木谷頭遺跡から出土した縄文土器を洗ったり、持ったりしてみました。中野久木谷頭遺跡は、今から約5,000年前の縄文時代中期の遺跡です。このころの縄文土器は、縄で文様をつけるだけでなく、竹や棒などを使って線を描いたり、粘土の紐を貼り付けたりして複雑な模様が見ることができます。参加した子どもたちは、土器を洗いながら、土器の表面に描かれた文様を一生懸命に観察していました。
「貝塚の貝を調べて見よう」のコーナーでは、三輪野山貝塚から出土した貝にはどのような種類があったのかを調べていました。子どもたちは、貝殻の模様の違いから、「これはハマグリ」、「こっちはハイガイ」などと仕分けをしていました。そして、担当者から海で取れる貝、汽水で取れる貝の違いや、当時このあたりまで海が広がっていた説明を受けてびっくりしていました。
アンギン織は、初日の午前と午後の2回行われました。アンギン織は縄文時代から続く織り物と言われています。色とりどりの麻紐を使って、専用の台を使って編みこんでいきます。1時間半くらいでコースターほどの作品が出来上がりました。船橋から参加した親子は「いい夏休みの体験ができました。」と話をしていました。9月には、色々な貝を使ったアクセサリー作りが開催されます。是非、博物館の講座に参加してください。講座の詳細についてはホームページをご覧ください。
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