8月25日(土)、第27回姉妹都市交流少年剣道大会が、流山南高校で行われました。本来であれば今年は相馬市で開催する予定でしたが、東日本大震災の影響のため今年も相馬市少年剣道教室の54名を本市で迎えました。
相馬市の阿部会長は、「今年も流山市で迎えていただき、ありがとうございます。相馬の復興はまだ途上にあります」と挨拶されました。流山市の山崎会長は、「この交流大会を通じて更に相馬市との絆を深め、両市益々の発展をお祈りします」と挨拶をしました。
小学生低学年の部では活発な剣士たちの様子が見られ、続いて行われた小学生団体戦では、相馬市1チーム、流山市はA・B2チームのリーグ戦で行いました。このリーグ戦は相馬市の選手の頑張りが目を引き、まだ稽古する環境は十分ではないながらも、「勝つこと」にこだわりを見せた相馬市チームに軍配が上がりました。
続いて行われた小学生高学年個人の部、中学生個人戦・男子、女子が熱戦を繰り広げながら、お互いの友好を深めていました。
交流試合の終了後、着替えを終えた相馬、流山の総勢約140人が、楽しみにしていた花火大会へ向かいました。試合を終えて火照った体に、江戸川の風が気持ちよく感じられました。選手代表の大槻沙也さんが花火の点火作業に加わり、一層賑やかな花火大会となりました。打ちあがる花火を見ながら楽しくおしゃべりをしたことは、たとえひと時であっても相馬の皆さんにとっての励ましになったと思います。
翌早朝には指導者を中心とした朝稽古があり、気合のこもった稽古で、体育館に気合の入った声が響きわたりました。
来年は、流山市の剣士たちが相馬市を訪問することになりますが、更なる稽古に励み、団体戦では優勝杯を奪回できるよう努力を重ねるとのことです。そして、剣道を通じてより親交が深まることを願っています。
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