8月25日日曜日、日立柏サッカー場で行なわれたJリーグ「柏レイソルvsジュビロ磐田戦」のハーフタイムで、流山市立八木中学校の吹奏楽部(顧問 黒須秀子先生・市橋裕子先生)が出演、吹奏楽の定番ソング「Sing Sing Sing」と宇宙戦艦ヤマトのテーマソングの2曲を披露、観戦に来たサッカーファン13,248人を魅了しました。
この試合は、柏レイソルの流山ホームタウンデーとして市内小学生が無料招待された試合で、ハーフタイムに八木中学校の吹奏楽部員17人が出演し、試合中には流山市少年サッカー連盟の子どもたちがボールボーイを務めました。また、開幕セレモニーでは、後田博美教育長、田中京子八木中学校長、八木中吹奏楽部部長の根本彩花さん(3年)が、審判と両チームのキャプテンに花束を贈呈しました。
また、試合開始直前の始球式では、八木中サッカー部主将の與田浩輝君(3年)がグラウンドへボールをキックインしました。柏レイソルのファンだという與田君は、特にレアンドロ・ドミンゲス選手の華麗なトラップからの正確なパスやシュートが大好きとのこと。「試合開始前の緊迫したムードの中、とても緊張したけれどうまくボールが蹴れて良かった。中学生最後の夏の忘れられない思い出になりました」とうれしそうでした。
八木中吹奏楽部がハーフタイムで披露した楽曲は、6月から約2か月を掛けて練習してきたそうです。演奏前には後田教育長から、「皆さんの演奏で柏レイソルの選手に力を与えてください」と激励があり、生徒たちは一層気合いが入った様子。本番では、息の合った演奏が披露され、途中、レイソルのマスコットキャラクター・レイ君も応援に駆け付け生徒たちと一緒に会場を盛り上げました。中学生の熱演に、両チームのサポーターの皆さんから惜しみない拍手や歓声が贈られていました。
顧問の黒須先生は、「常盤松中の顧問時代にも一度、演奏の機会をいただき、今回で顧問としては2回目の出演となり光栄です。1万人以上の前での演奏は、2度とないのでしっかり演奏しようと、生徒たちと練習に励んできました。今日は、生徒たちも満足のいく演奏だったと思います」と語ってくださいました。
演奏を終えて、部長の根本彩花さん(3年)は、「まぶしいライトに照らされ、こんなに大きな舞台で演奏できたことは、貴重な経験となりました。サポーターの皆さんの声をからしての応援に圧倒され、改めて団結する素晴らしさを学びました。私たちも一人ひとりの音楽への思いを一つにし、これからの練習に取り組みます」とホッとした表情で語ってくださいました。八木中吹奏楽部は、8月31日金曜日に市役所1階ロビーで行われるサロンコンサートにも出演される予定です。ぜひ、ご覧ください。
試合は、前半5分にレイソル守備陣の一瞬の隙をついてジュビロ磐田が先制。さらに、15分にはレイソルの選手がレッドカードを受けて退場となり、選手の人数的にも不利な状況となり、28分に追加点を取られて0対2で折り返しました。後半に入っても、いくつかチャンスはあったものの得点には至らず、逆に33分に3点目を取られて0対3で試合終了となりました。柏レイソルは、この日の敗戦で4位から5位に落ちたものの、まだ10試合以上が残っていますので、逆転のJリーグ2連覇に向けて活躍する選手たちにご声援を。
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