8月25日土曜日、利根運河畔で開かれた「第34回運がいい朝市」で、「朝からジャズ〜ジャズヴァイオリンとジャズギターのデュオ」が行われ、多くのジャズファンや買い物客で賑わいました。昨年に続いて、流山ジャズフェスティバルのとタイアップ企画として開催されたものです。出演は、地元東深井出身の山田拓斗さん(エレキヴァイオリン)と、斉藤亮さん(ギター)のおふたりです。
山田拓斗さんは、7歳よりクラシックヴァイオリンを始め、高校2年でジャズに転向。流山おおたかの森駅ライブなどに精力的に出演。以後、ヴァイオリンを中西俊博氏に師事し、現在、洗足学園音楽大学音楽学部ジャズコースに在学中です。ジャズ理論をユキ・アリマサ氏に師事。若手のジャズヴァイオリニストとして、数々のユニットに参加、都内ライブハウス等で活動中です。
斎藤亮さんは、14歳の頃からエレキギターを弾き始め、音楽学校MI Japan東京校卒業後、2008年、洗足学園音楽大学ジャズコースに入学し現在在学中です。有田純弘、布川俊樹、元岡一英、ユキ・アリマサ各氏に師事。また、渡辺香津美氏、有田純弘氏等とも共演を果たしています。伝統的なジャズのスタイルを受け継ぎながらも現代的なアプローチを持ち味とし、現在精力的に活動中です。
この2人は、朝は利根運河でしたが、この日の夜には、江戸川で開催された流山花火大会で、女性ベーシストの岡本のはらさんを加え、「山田拓斗エレクトリックジャズトリオ」として参加しコンサートを行い、好評を得ました。花火大会でも流山ジャズフェスティバルとのタイアップ企画として開催されました。市内の若きジャズミュージシャンたちが身近なイベントで活躍されるのは嬉しい限りです。
朝から高温注意報が出るような猛暑の中、特設ステージの前には、大きなテントが設けられ、日陰でジャズを楽しめるように工夫され、ヴァイオリンとギターのフレンチジャズなど耳慣れた曲が次々と演奏されました。客席では、朝市で購入したかき氷や生ジュースを味わいながら、団扇片手に音楽を楽しむ方々の笑顔が見られました。この模様は、JCNコアラ葛飾の「デイリーニュース」で8月27日月曜日に放送される予定です。
朝市が行われた利根運河畔には多くのブースが設けられ、運河コロッケや運河まんじゅうを作る三喜食品さんや「利根運河」というお煎餅を作る滝本煎餅本舗などのご当地オリジナル食品をはじめ、アスナロ農園のスイカ、ブルーベリーガーデン IKEDAの完熟大粒果実、矢口農園はハグラウリ、小菅農園の西洋カボチャなど地元の野菜なども売られ好評のようでした。
ブラッスリーしんかわのローストポーク、藤屋の和菓子のような地元名店のブースや姉妹都市信州信濃町からは豆腐の燻製「畑のチーズ」やそば茶などを販売するブースなどが並び、一方では水ヨーヨーなどで子どもたちが遊べるブースなども子どもたちを中心に人気を集めていました。毎月最終土曜日の朝に続けられている朝市ですが、運河水辺公園の除染作業等の関係で9・10月はお休みし、次回は11月24日土曜日となります。
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