幼児教育支援センターが行っている「幼保小連携教育事業」の一環として、2月18日(月曜日)、江戸川台小学校での授業に、江戸川台保育所と幼児教育支援センター附属幼稚園の年長・5歳児57人が参加しました。授業は一年生の生活科で「小学校たんけんのかい」というテーマで行い、幼稚園・保育所・小学校相互での交流を深めました。
今回の交流会は、小学生にとっては「年下の子をお世話することで、進級することへの期待と意欲が持てるようにさせる」ことを学習のねらいとしています。小学1年生は、小学校の様子をわかりやすく紹介するための下調べを、生活科の授業で学び、準備を進めてきました。幼稚園や保育所は、交流をとおして「小学校へ入学することに期待をもち、自信をもって行動することができる子ども」に成長してほしいという願いを持ち、交流会に臨みました。
会は小学1年生の実行委員の進行でスタート。年長さんたちと1年生が2・3人ずつ組になり、学校探検に出ました。小学生は、生活科で準備していた「メモ」を手に、園児はわくわくドキドキしながらいざ出発!
校内では、小学生と年長さんたちがしっかりと手をつないで歩く姿が見られました。理科室や家庭科室、コンピューター室など、小学生が丁寧にわかりやすい言葉で案内する姿は微笑ましいものでした。1年生の教室では、小学生の自席に座り、教科書や算数セットなど実際に授業で使っている物を見たり、ランドセルを背負わせてもらったり、名前を書いたりなど、園児も一足早い小学生体験を楽しんでいるようでした。
最後には、年長さんたちがお礼に手話を交えた歌を披露し、小学生に感謝の気持ちを伝えました。小学校からの帰り道、年長さんたちは「楽しかったね。」「私のランドセルはね、ピンクなの。」「僕、名前書けるよ。」などと会話も弾んでいました。優しいお兄さんやお姉さんと一緒に体験した「小学校たんけんのかい」で、小学校生活への不安が和らぎ、また期待が膨らんだのではないでしょうか。
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