市内のいちご農家で構成される「流山市いちご研究会」(藍川冶助会長)は、いちごの最盛期を迎え、今年の出来栄えを報告するため市長室を訪問しました。この日研究会の皆さんが持ってきてくださったのは、とちおとめ、紅ほっぺ、章姫、やよいひめなどの品種。丹精込めて育てられ、ようやく出荷のときを迎えた見事ないちごが運ばれてくると、周囲には甘い香りが満ち溢れました。
今シーズンのいちご作りには例年にも増した苦労があったそうです。今収穫を迎えているいちごは、一昨年の10月から育ててきたものですが、大変な暑さだった昨年の夏を無事越すため、苗の管理に苦心されたそうです。また、いちごが実をつけた冬、ハウスの気温を保つ暖房用の灯油が高騰したこと、積もった雪で日光が遮られ、甘さや生育に影響する日照が不足したことなども各農家を悩ませました。
そのような中でも、苦心の甲斐あって大きく真っ赤に実ったいちごは、直売が大半で一般には出回りません。「直売は完熟してから収穫して提供できるところが強みです」と話す皆さん。直売は以下の農園で行っていますのでぜひご賞味ください。
・藍川農園(前ケ崎地先)電話:04-7145-4630
・石井農園(西深井地先)電話:04-7152-0776
・増田農園(名都借地先)電話:090-4752-8855
※ご希望の数量を確実に購入したい場合は、前日の夕方までに電話などで直接各農園にご相談ください。
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