2月16日、初石公民館で流山シニアライオンズクラブ主催の「第8回チャリティダンスの集い」が開催されました。参加者は主に中高年の方で、華やかなドレスに身を包んだ女性や燕尾服の男性など140人がさながらダンスホールとなった会場の2階ホールに集まり、心ゆくまで社交ダンスを楽しみました。
「踊る方のことを第一に考えて企画しています」と話すのは、シニアライオンズクラブ事業委員長の山口敏子さん。この催しは年に一度開催しており、今年で8年目。毎年開催するたびに反省点を次回に生かし、改善を重ねます。例えば以前は、ダンス曲は生バンドによる演奏でしたが、参加者からテープの方が踊りやすいとの意見が多くあったことからテープに変えたり、踊らない時間でもおしゃべりなどが楽しめるようにお菓子やお茶などを用意したりと運営に工夫をしています。
ダンスパーティーでは一般に女性の参加割合が多いため、男女がペアになって踊る社交ダンスでは、男性が足りなくなりがちです。そこで、肩に小さなリボンをつけていることから通称「リボンちゃん」と呼ばれるプロの男性ダンサー8人に来てもらうことで、女性が一人で参加してもパートナーが見つからないことがないよう配慮しており、このイベントのウリのひとつとなっています。このような取り組みの甲斐あって、毎年開催を楽しみにしてくれる方も多く、今年も馴染みの方が多く参加しているそうです。
イベント名に「チャリティー」とあるのは、参加費1500円のうち、運営費などを除いた収益金を流山社会福祉協議会に寄付しているため。開会式では流山社会福祉協議会の鈴木孝夫会長に寄付金が手渡され「子どもからお年寄りまで幅広く地域福祉推進のため、大切に使わせていただきます」と挨拶しました。
主なプログラムは自由に踊るフリータイムと、男女がその場でペアになって踊るミキシング、踊りに自信のある方のみが踊りを披露するトライアルの三つ。思い思いに着飾った紳士淑女でフロアは賑わい、ピンと張った美しい姿勢で男性がパートナーをリードし、しなやかに優雅に舞う女性が周囲を魅了しました。
お友達同士で参加した根本さん(野田市)と加藤さん(南流山)の女性二人組は、ともに20年以上ダンス経験のあるベテランで、トライアルでも優雅な踊りを見せてくれました。「おしゃれに着飾って、おめかしして、さらにいい音楽に乗って踊れたときは最高に気持ちいい!この感覚は、普段主婦をしているときには味わえません」とダンスの魅力を語り、「スポーツとしても最適」とも付け加えました。楽しみながら健康維持にも役立つ社交ダンス。3時間にも及ぶダンスパーティーを最後まで皆さんは楽しんで踊り切りました。
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