2月16日(土曜日)、市民総合体育館で平成24年度小学生ヘルスバレーボール大会(日本ヘルスバレーボール連盟主催)が開催されました。7回目を迎える今回の大会には、市内14の小学校から44チームと浦安市から特別参加の1チームが参加し、過去最多の45チームが熱戦を繰り広げました。
8ブロックに分かれ総当たりによる予選が行われ、各ブロックから1位のチームのみが決勝トーナメントに進みました。各ブロックとも白熱した試合展開で、市民総合体育館内は熱気にあふれ、2階の応援席も駆け付けた保護者や学校の先生、児童たちで満席に。「ガンバレ!」「ファイトだ!」などの応援幕も用意され、大きな声援が送られました。
ヘルスバレーボールは、子どもから中高年者まで気軽に親しめるスポーツとして昭和53年に流山で考案された軽スポーツ。使用する『ヘルスボール』とは、本来はストレッチ体操用のボールです。形状は楕円形で、長径が約90cm、短径が約50cm。空気で膨らませたビニールボールを布で覆っています。このボールの形状が予測不能な動きをし、本来のバレーボールとは一味違った面白さを体験できるのが魅力です。
決勝トーナメントでは、応援する方々もコート脇で観戦ができ、さらに盛り上がりました。普通のバレーボールとは違い、2回から5回で相手コートに返すのがルールのため、各チームともボールに触った回数を、選手だけでなく周りの応援者も大きな声に出して数えます。「3回!4回!」「5回!打ってー」などと、各コートで掛け声が飛び交いました。
決勝戦には、鰭ケ崎小の「あやまん6」と八木南小の「八木っ子A」が進みました。どちらものチームもユニホームを揃え、今大会への意気込みを感じます。序盤に八木っ子Aが得点を重ねリードしましたが、中盤、あやまん6が追いつくと、そのままの勢いで点差を離し「12対6」で快勝しました。あやまん6は女子だけのチームで、得点すると全員で「あげぽよ イェーイ!」と声を合わせジャンプするパフォーマンスで会場を沸かせました。
メンバーは鰭ケ崎小6年3組の女子6人で、5年生の時に結成したという「あやまん6」。キャプテンの綾部瑞希さんは、「昨年は悔しい思いをしたので、優勝できて本当にうれしい。序盤リードされて少し焦ったけれど、自分たちを信じて頑張りました」とうれし涙を浮かべながら語ってくださいました。昨年12月から、週4回、1日2・3時間程度の練習を重ねてきたそうです。
日本ヘルスバレーボール連盟の木村会長は、「今回は、最多の参加チーム数となりました。小学生の間で普及が進んでいることはうれしい限りです」と語ってくださました。
試合結果は次のとおり。
優 勝:あやまん6(鰭ケ崎小)
準優勝:八木っ子A(八木南小)
3 位:Super Star(東小)
なお、この日の様子はJCNコアラ葛飾でも取材され、2月18日のデイリーニュースで紹介される予定です。
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