2月14日(木曜日)栄町の「ふれあいプラザさかえ」にて行われた第54回千葉県消防職員意見発表会(千葉県消防長会主催)に、流山市消防本部代表として倉澤慈人(くらさわよしと)消防副士長が出場しました。この発表会は、県内から選抜された消防職員13人が、業務に対する提言や取り組むべき課題等について自由に発表し、消防業務の諸課題に関する一層の知識の研さんや意識の高揚を図ることを目的として開催されました。
流山消防代表の倉澤副士長は、『母による災害に強い街づくり』と題し、流山市のキャッチフレーズである「母になるなら流山市」を冒頭に紹介、流山市が健康・環境・子育て支援を推進し、「お母さん」を主体とする明確なコンセプトを打ち出していることに着目、東日本大震災後に、被災地にてボランティア活動の体験を通して感じた「母の強さ」から、「母による災害に強い街づくり」を思索し、その構築をしていくための具体案を発表しました。
健康福祉や子育て支援サークルなどの関係機関によって多く実施されている「お母さんの集い」の場に、消防行政が自ら足を運び、災害対策を学ぶ時間を少しでも作ってもらうことや、共に災害対策を考え、相互に情報交換することによりネットワークを構築していくことを提案しました。この日までに推敲に推敲を重ね、発表の練習に励んだ倉澤副士長は、本番で練習の成果を十二分に発揮し、原稿を一切見ることなく熱弁。その結果、最優秀賞に習志野市消防本部職員、優秀賞に佐倉市八街市酒々井町消防組合消防本部職員、夷隅郡市広域市町村圏事務組合消防本部職員が受賞、それに次ぐ優良賞を受賞することができました。
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