2月8日、南流山福祉会館で、NPO法人ながれやま子育てコミュニティ Nakocco(なこっこ)(田中由美代表)が主催する、新米ママの楽しい子育て講座が開催されました。「新米ママ」は第一子が1か月から6か月の方のことで、この日は定員を超える24組のママさんが参加しました。
初めは、流山市でご活躍されている助産師の小林由美子さんが講師です。まず、お子さんの月齢別でグループに分かれて自己紹介。授乳の悩みをお互いに話し、その後、子育てで日ごろ気になっていること、不安に思っていることを付箋に貼ってみんなで共有します。赤ちゃんの飲みムラや授乳の回数、夜泣き、寝かしつけの方法など、他の人に聞きたいことはたくさん。皆さんから出てきたそのような悩みに対して、小林さんは「育児書や母子手帳に書いてあることはあくまで目安。子どもによって差があるのは当たり前で、今ちゃんとお子さんが元気に成長しているならそれで大丈夫。自分の子育てに自信を持ってください」と時間の許す限り疑問に丁寧に答えながら、アドバイスを送りました。
続いて栄養士の田中順子さんから離乳食についてのアドバイス。田中さんも流山市でご活躍されています。田中さんからは、「離乳食には冷凍保存を活用しましょう。ただし、子どもに食べさせるのは1週間保存したものが限度。過ぎてしまったら大人が食べてしまいましょう。また、うどんも離乳食に向いていますが、最近はコシが強いうどんも多いので、あげるときは注意が必要です」などの具体的なアドバイスをされていました。
講義が終わったら、今度は地域別のグループに分かれて「まごわやさしい」お弁当ランチ。「まごわやさしい」とは、「豆、ごま、わかめ、野菜、魚、しいたけ、いも」の頭文字をとった、授乳期のママさんにも赤ちゃんにもぴったりの栄養素がつまった食材のことです。ママさんたちはお弁当を食べながら、楽しくおしゃべりをしていました。
同じグループでお弁当ランチをした、尾上友子さん、青木夏美さん、内藤瞳さん、石橋桃恵さん、三浦恵未さん、松本ちひろさんの6人のママさんは「地元にずっと住んでいる人も、新しく引っ越してきた人も、同じ月齢の子を持つママさんと友達になる機会がなかなかありません。この会に参加して、近くにこんなにママさんがいたんだと思いました。せっかく出会えたので、今後はお友達として付き合っていきたいです」と話してくれました。
Nakocco代表の田中さんも、2人のお子さんを持つママさんです。田中さんは「子育ての状況は人によって違うもの。でも抱える悩みは同じものが多く、みんなで共有すれば不安は軽くなります。そしてこのような講座が、お友達を作るきっかけになってくれればと思って活動しています」と話してくれました。
Nakoccoでは3月20日(祝日)に「男ができる産後の準備」というイベントを開催します。夫婦で子育てについて考えてみたい方は、ぜひご参加ください。また、Nakoccoはさまざまな活動やイベントを行っています。興味のある方は事務局(nakocco@gmail.com)までお問い合わせください。
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