2月1日(金曜日)、リサイクルプラザ・プラザ館で、リサイクル講座「おひなさまづくり」が開かれました。リサイクルプラザ・プラザ館では、ボランティアの講師・サポーターの協力により、年間を通して各種リサイクル講座を開催しています。今回の講座は、「ケロクル☆クラブ」(代表・大谷隆子さん)の皆さんが指導にあたってくださいました。
リサイクル講座は、主に家庭で不用になった布などを素材に、素敵な作品を作製する講座です。今回は、受講者が持参した不用布で、「おひなさま」を作りました。
今回作製する「おひなさま」は、壁掛けタイプです。「おびな」、「めびな」それぞれに、色とりどりの打ち掛けを着せて、華やかな飾りに仕上げます。まずは、飾りの土台を作ります。フェルトの上下に色合いと模様のきれいな布を付けます。今回は両面接着シートを使いました。この布は、リサイクル講座「小座蒲団づくり」の講師提供の、蒲団地の端切れを使いました。
土台が出来たら、打ち掛けを作ります。「おびな」、「めびな」ともにそれぞれ3枚着せるため、12枚の色や柄の違う布を使い、計6枚の打ち掛けを作ります。色合わせを考えながら、一つ一つ丁寧に仕上げました。
次に、顔と襟を作ります。先の太い綿棒に、不用ストッキングをかぶせ、長く飾ってもぼさぼさにならないようにします。この部分が顔になります。顔が出来たら、首の周りに、4枚の襟をつけます。この襟付けも、色合いを考えながら、不用布をあてて何度も試しました。
襟をつけた顔に、打ち掛けを1枚ずつ合わせて縫い止めます。まずは、どんな組み合わせにするか、合わせてみます。合わせ方によって、印象がだいぶ変わります。
ここまで出来ると、あとは仕上げです。「おびな」、「めびな」を土台に縫いつけ、土台の上部の輪になった部分に木を通し、木にひもをつけたら完成です。とても素敵な「おひなさま飾り」ができあがりました。
作り方は、その都度講師のまわりに集まり教えてもらいます。実際に講師が布の合わせ方や縫い方を見せながら、とてもわかりやすく説明をします。その場で気軽に質問もできます。
「おひなさま」は、土台につけずに、そのまま立てることもできます。2種類の方法で飾ることができるので、その都度楽しみながら変えることができますね。
リサイクル作品の良さは、思い出の品を捨てることなく、形を変えてまた手元に置けることではないでしょうか。思い出は大切にしたいものですよね。
リサイクルプラザ・プラザ館では、今後も皆様が楽しくリサイクルに取り組めるよう、楽しい講座を企画します。募集については、「広報ながれやま」や「流山市のホームページ」でお知らせしますので、ぜひご参加ください。皆様の参加を、心よりお待ちしております。お問い合わせは、リサイクル推進課04−7157−8250まで。
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