11月24日土曜日、流山市文化会館で、家庭教育合同講演会「野菜の魅力と可能性〜食べる楽しさ野菜のおいしさ〜」をテーマとした講演会が開催されました。講師は、今最も注目を浴びているオーナーパテシエ柿沢安耶さん。「おいしいだけでなく、食べた人が元気になれる料理やスイーツ」を提供するお店を志し、2003年野菜が主役のレストラン『オーガニックベジカフェ・イヌイ』を栃木県に開店。
その後、オーガニック農家とのつながりからもっと野菜の魅力を伝えたいと考え、2006年に世界初野菜スイーツ専門店『パティスリー ポタジエ』を東京・中目黒に開店。さらに、2011年には、六本木に「野菜寿しポタジエ」をオープン。日本の食文化にも新たな取り組みで活動の場を広げています。「食育」・「農業」への関心も高く、農業支援活動やイベント出演、またメディアにおいても知名度があり、現在幅広く活躍中です。
流山での講演前日は、名古屋で小学生対象の食育講座でごぼうのスイーツ作りの教室(午前、午後)を開催してきた柿沢さん。その疲れも見せることなく、熱心に話が進められました。みんなの気になる野菜スイーツの話しでは、投影されるスイーツ作品たちが、目からウロコの発想で創り上げられていることを知らされました。
東京育ちで土とは無縁の生活から現在は、常に畑が身近にあり素材についての正確な知識と幅広い見識ある柿沢さんの話しは、来場者達にわかりやすいことばで伝わっているのが感じられ、会場内ではしっかりメモをとっている姿がみられました。
お店を始めるまでの話から、現代の日本の野菜事情・・・有機野菜とは・・・知っているようで知らなかった美味しい野菜の事・・・遺伝子組み換えについての事・・・あまりストイックにならずゆるりとしたキモチで、簡単に家庭で作ることができる野菜スイーツのレシピ紹介等、90分間余すことなく、柿沢さんがこれまで得てきたもの、これからのさらなる進化が期待される得難い時間でもありました。
柿沢さんの野菜への熱き思いが確実に伝わったのかのように、長い行列をつくってサイン会に参加した皆さん話を聞きながら、きさくに写真撮影に応じる柿沢さんの明るくひたむきな姿に、来場者はすっかり魅了されたようです。ご来場の皆様方のあたたかいメッセージをうれしそうに携え、中目黒に帰った柿沢さんでした。ご来場の皆様、本当にありがとうございました。
12月1日(土曜日)13時から15時、千葉県警察音楽隊のコンサートとミニ講演「流山の子どもたち〜地域で守り、地域で育てる」、交通安全講話「自転車事故に合わないために」が予定されています。乳幼児からご参加いただけます。入場無料ですので、ご家族一緒に是非ご参加ください。お問い合せは文化会館(04−7158−3462)へ。
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