3月16日(日曜日)、初石公民館で「知って、なるほど!!認知症」が開催され、176人の方が参加しました。平均寿命が80歳を超え、65歳以上の高齢者の10人に1人が患っているといわれるほど認知症は身近な病気になっています。しかし、認知症になったからといって、何もわからなくなってしまうわけではありません。周囲の人が認知症を正しく理解し、支えることで、認知症の方が住み慣れた自宅で生活を続けることができます。この講演会は、認知症への理解を深めることを目的として開催したものです。また、当日は、第2部としてリズミカルな音楽療法を活用した介護予防体験を併せて実施しました。
第1部「認知症にみられる不安」では、向小金クリニック院長で流山市医師会会長である大津直之医師から、認知症と向き合うための姿勢、認知症本人・家族の不安、認知症が記憶障害であることについて講演を頂きました。参加者からは、「認知症は怖くないという思いを強くし、不安を払拭できました。」「記憶障害と認知症の関連がわかり、認知症の母との会話に納得できました。残っている記憶の部分を大切に、優しく共に生きていけるようになりたいです。」という感想が寄せられました。第2部「音楽でイキイキ介護予防!!」では、流山音楽療法「元気にドレミ」代表の武田シズ江講師のもと、参加者全員で「上を向いて歩こう」を手話を交えて歌ったり、「北国の春」を合唱するなど介護予防講座を体験して頂きました。参加者からは、「久しぶりに大きな声で歌うことが出来て楽しかったです。」「体を動かし、音と共に声を出し、とても楽しい時間でした。」という感想を頂きました。市では、市民の皆様がいつまでも住み慣れた地域でいきいきと生活できるように介護予防事業に取り組んでいます。特に、音楽療法を活用した介護予防講座は今年度各地域で開催することを予定しています。今後の講座の開催予定ついては、広報ながれやまでお知らせします。ぜひご参加ください。
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