3月27日(木曜日)、絵画展実行委員会の皆さんが福島県相馬市を訪問しました。3月4日から13日まで流山市生涯学習センターで開催された東日本大震災被災地復興支援「“私たちの”吉田照美絵画展〜流山市から姉妹都市・相馬市へ」の実行委員会の皆さんによって、同絵画展にお寄せいただいた寄附金とお気持ちを直接、姉妹都市である相馬市にお届けするために訪問されたものです。当日、現地を訪問したのは、吉田茂さん、二宮義博さん、渡部節子さんの3人。
絵画展会場に置かれた募金箱にお寄せいただいた義援金をはじめ、手工芸のサークルちくちくの会の皆さんによって実演販売された「エコたわし」の売り上げ、関連イベントとして漫画家の池原しげとさんや漫画原作者の青木健生さんのご協力を得て開催した「初めての漫画ワークショップ」の参加費、そして吉田照美さんをイメージし、流山の白みりん味を隠し味にして志賀進一さんが考案した「ロバ饅頭」の売り上げなど、合計558,570円を相馬市役所にお届けしました。
今回の訪問では、毎年3月11日に続けている法話と音楽のつどい(ことしは「法話&声明ライブ」)の会場にお寄せいただいた159,673円、また、明治大学マンドリンクラブのチャリティーコンサートでの寄附金のうち明治大学校友会流山地域支部からお預かりした50,000円も一緒にお届けしました。これらの寄附金は、「相馬市ふるさと寄附金(相馬市教育復興子育て基金)」として役立てられることになりました。
今回の「“私たちの”吉田照美絵画展〜流山市から姉妹都市・相馬市へ」は、フリーアナウンサー・吉田照美さんのファンが中心となって実行委員会を組織し、流山市生涯学習センターとの協働によって開催されたもの。画家としてもご活躍されている吉田照美さんの作品を展示し、東日本大震災を風化させないよう被災地復興支援のチャリティ絵画展としたものです。絵画展には、2,500人ものファンが詰め掛け、会期中唯一の日曜日となった3月9日には、吉田照美さんご本人も来場されファンと触れ合いのひとときを楽しんでくださいました。
当日は、相馬市長は公務のため出張中でしたが、佐藤憲男副市長をはじめ、堀川利夫教育長や臺内吉重教育部長など相馬市の皆さんが寄附金を受け取ってくださいました。佐藤副市長は、震災直後から継続して流山市から義援金や物資、人的支援などが続いていることに触れ「様々な取り組み本当にありがとうございます。皆さんのお気持ちを受け、復興に向けて取り組みを進めていきます」と語ってくださいました。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ