3月22日、運河駅東口駅前広場で「運河駅自由通路及び東口周辺整備工事竣工式」が来賓や関係者約30人と、近隣住民など約70人が参加し行われました。挨拶に立った井崎市長は、「自由通路の整備及び駅舎が橋上化されたことにより、運河駅東西の分断の解消と施設のバリアフリー化を図ることができました。今後とも市民の皆様のご協力をいただきながら、利根運河エリアの更なる活性化に努めてまいります」と述べました。
運河駅東口の開設は、近隣住民の悲願でもあり、50年も前から要望の話があったといいます。今回の整備は、平成16年度に整備方策案を取りまとめ、平成21年度から国の補助金を活用した「まちづくり交付金事業」として用地取得に着手し、平成23年12月工事に着工しました。そして、昨年12月に供用が開始され、本年2月に全ての工事が完了に至ったものです。
利根運河と駅を最短で結ぶ歩行者専用道路は、延長約150メートル、幅員7メートルで、ハナミズキやキンモクセイなどを植栽し、四季折々の風景を楽しむとともに、ベンチを設置し、休憩などにもご利用いただけます。この歩行者専用道路については、昨年12月21日から市民の皆様に愛称を公募し、合計157件の応募の中から「ムルデル記念通り」に決定し、プレートも設置されました。
また駅舎についても、ほかの東武野田線の駅とは一風変わっています。東口エレベーター部分を、運河水辺公園内にあるオランダの建物を模した時計塔とマッチさせたデザインで、全体的にはレンガ調のスタイルとなっています。電車で利根運河にお越しの際には、ぜひ運河駅東口を利用いただき、駅舎やムルデル記念通りもお楽しみください。
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