健康づくり講座 第3回目体操
更新日 平成26年3月17日

[画像]手の指を使った運動(22.1KB)

   3月10日 初石公民館で健康づくり講座が開催されました。今回の健康づくり講座は3回目、テーマは『ロコモティブシンドロームなんて怖くない』で、最近話題のロコモーティブシンドローム(運動器症候群)を取り上げ、国際武道大学の中島一郎教授の実技講習です。参加者50人のうちの90%が65歳以上でした。先生は、足腰が弱くなると動く範囲が狭まり、運動量が減ってしまうそのことが寝たきりにつながっていると話されました。


[画像]50人の方が参加しました(28.0KB)

   高齢になってくるとスポーツ選手のような限界を超えた運動をするのではなく、苦しいとか、つらいものでなく痛みを伴わない体にやさしく心地よい運動で心と体に喜びの汗をかきましょう。手は第2の脳ですと、錆びついた脳を動かすのに一番最初に手の指を使った運動から始めました。薬指と小指をおり、次は親指と小指を合わせます。最後に親指と人差し指をおります。これを連続して素早くできるように練習しました。また両手の指先を合わせ、薬指だけをぐるぐるまわします。普段あまり使わない薬指を回すことで指のように体が動かなくなることを実感してください。運動を日常化することの大切さを説かれました。


[画像]健康づくり講座の3回目は体操(27.6KB)

   ロコモは足腰が弱ること、寝たきりの要因があるので弱らせないための体操として目を開けたまま片足を持ち上げ片足で立つ『開眼片足立ち』30秒続けられるか、30秒間に何回足をついてしまったかを測定し、続けることで足をつく回数が少なくなればいい。続けることで確実に回数が減る、それが運動効果です。続いて正しいスクワットのやり方では、膝をつま先より前に出さずかかとを上げない、ゆっくりと5秒かけて膝を曲げ、ゆっくり5秒かけて伸ばすスロートレーニングで、1か月続けると確実に効果が実感できますよ。


[画像]テーマは「ロコモティブシンドロームなんて怖くない」(27.3KB)

  先生が毎回の講義で紹介される北島三郎の曲『与作』にあわせてリズム体操は音楽に合わせ、曲を口ずさみながら肩、腕、筋を伸ばします。伸ばした後は「トントントン・トントントン」と太もも、腰を叩きます。最後は『365歩のマーチ』に合わせ転倒予防のための体操です。音楽にのって皆楽しく、笑顔で体を動かすことの楽しさを学びました。


[画像]足腰を弱らせない体操(25.5KB)

   参加者のアンケートでは先生のユーモアあふれる楽しい講座で、『時間のたつのを忘れてあっという間の2時間だった、・分かり易くて楽しかった、・きつい運動でなくていいので継続できそう・音楽で体もリラックスできた・自宅で座ってもでき、脳にまで関係する体操も知ることができた・また企画してほしい』などの意見があり大盛況でした。



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