千葉県教育委員会が児童の体力向上のため実施している「遊・友スポーツランキングちば」で、流山北小学校(田中弘美校長)が本年度後期大賞(12月〜2月)を受賞し、3月14日に流山北小体育館で授与式が行われました。同表彰は平成19年度から行っており、県内の小・中・高・特別支援学校を対象に、授業間の休み時間などを利用して行うリレーや縄跳びなどの外遊びや運動を奨励するものです。
参加した県内216校のうち、流山北小は最も記録の報告が多い688回で大賞となり、さらに短縄跳びの小学校特別支援学級の部で最高記録となりました。体育委員会委員長の石黒裕斗くん(6年)が大賞を、特別支援学級に通う鈴木豪くん(3年)が記録認定証をそれぞれ代表して受け取りました。田中弘美校長は「今回の受賞は、ひとつのクラス、学年だけでなく北小みんなが取り組んだ結果のごほうびです。何でもすぐに止めずに続けていくといい結果につながります」と児童の前で話しました。
式典の最後には、児童会役員の西山望さん(5年)と高倉優衣さん(4年)が児童代表として「今回のランキングへの参加をきっかけに、寒い日も外に出て運動に取り組めました。大賞をもらったことで、これからもさまざまなことにチャレンジできると思います」と交互に話し、最後には児童全員で大きな声で挨拶しました。
式典終了後には、ちば国体に出場した砲丸投げ選手の宮田寛大さんとハードル選手の遠藤健太さんが登場し、児童の前でプレーを見せました。宮田選手が競技で使う砲丸よりも軽く柔らかい砲丸を使って、体育館の端まで砲丸が飛ばせてみせると児童たちは目を輝かせ、遠藤選手が腰の高さまであるハードルを一気に飛び越えながら駆け抜けてみせると、その速さに釘付けになりました。
その後、児童たちと、国体選手と先生がフリースローと大縄跳びと対決しました。結果は、フリースローでは大人チームが勝ちましたが、大縄跳びでは大人チームが3回に対し、児童たちは29回と普段の練習の成果を発揮しました。最後に宮田選手は「意外と思うかもしれませんが、小中学生のころは体育が苦手でした。でも、いろいろなスポーツに挑戦するうちに砲丸という得意なスポーツが見つかりました。皆さんもすきなスポーツをぜひ見つけてください」と話し、遠藤選手も「これまでいろいろなスポーツをやってきて、最終的に行き着いたのがハードルです。みんなもたくさん挑戦して、楽しいものが見つかったら、それを続けてがんばっていってください」と応援しました。
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