東日本大震災から間もなく3年を迎える3月3日、流山生涯学習センターで、老・ゆう大音楽専科OB連合会とミューズ熊坂音楽スタジオの共催による、姉妹都市福島県相馬市復興支援チャリティーコンサート&歌唱会「歌声よ届け 遙かなる相馬の空に5.」が開催されました。
このコンサート&歌唱会は、震災直後に17人のクラシックとジャズの音楽家による演奏と来場者の歌声で、「姉妹都市相馬に元気を送ろう」と市内3か所の公民館で開催して、義援金と「そうま音楽夢工房」にエールの寄せ書きを直接相馬市に届けました。昨年の4回目に続いて、今年は5回目の開催で流山生涯学習センターに市民や市外からの皆さんが集まり、開演前には既に満席になりました。
第1部は、老・ゆう大音楽専科OB連合会の100名による「花の街」「琵琶湖周航の歌」の合唱、ソプラノ歌手渡邉真弓さんとバリトン歌手熊坂正実さんらによるオペラ「フィガロの結婚」の一場面の演奏の他、相馬市在住のピアニスト森知子さんによるピアノ演奏が披露されて、最後に出演者全員による「花は咲く」の合唱でフィナーレを迎えました。第2部は、会場の皆さんの歌唱会です。森知子さんの伴奏にのって「相馬市民歌」、「流山市民の歌」、「学生時代」、「上を向いて歩こう」などを歌いました。
主催の皆さんはこれまでに流山市内でのチャリティー活動の他に、相馬市を訪問してのコンサート「手をつなごう心と心」や、磯部小学校コンサート「明日に向かってGO !」を開催しています。司会の熊坂牧子さんにより、相馬市を訪問した会員が持参した朝顔の種を、仮設住宅にお住まいの方にプレゼント。その後花が咲き、今でも文通を続けている話しが披露されると涙を流される方も多く、感動の歌唱会になりました。
今回の開催にあたって、相馬市長の立谷秀清さんからはお礼のメッセージを戴きました。また、これまでの4回のチャリティーでお預かりした義援金は、相馬市内の震災遺児孤児の育英基金に寄付されましたが、今回の義援金も相馬市教育復興子育て基金に寄付されるそうです。
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