2月3日、保健センターで健康づくり講座が開催されました。今回の健康づくり講座は3回コースの1回目で、テーマは『なるほど!納得!糖尿病』で、講師は流山市医師会の会員である、松田彰医師です。参加者は自らが糖尿病と診断されてすでに治療を受けている方、市で行われている特定健診で糖尿病の診断基準となるヘモグロビンエーワンシーが6.1以上で予備軍の疑いのあった方、両親が糖尿病だったので自分も病気になるのではと心配されている方など様々です。
先生は、流山中央病院で糖尿病の外来診療をされ、患者さんの教育にも大変力を入れていらっしゃいます。また、流山市医師会の学術講演会の講師もお努めになっています。最新の情報を交え、先生は「糖尿病は治りませんが、病気のことをよく知り、放置せず、うまくコントロールすることが大切です」とお話になり皆耳を傾けていました。アンケートでは、先生の分かり易いお話は大好評で、糖尿病の恐ろしさが分かった・運動、食事に気を付けるなど決意を新たにしている方が多数いらっしゃいました。
2月19日には栄養士による「バランスのとれた食事」についての栄養講座が開催されました。講座では、自分の体重身長のバランスがどうなっているのかを知るため、体重、身長からBMI、必要とするエネルギー量の計算をして自らを知るところから始まりました。
糖尿病食はエネルギーを控えたバランス食が重要、一汁三菜の日本型食生活が理想であること、ただし塩分を控えめに。簡単にバランをとる方法として、間食は控え食事は規則正しくとること、主食とタンパク源となる主菜、野菜たっぷりの副菜を必ずそろえることなどポイントを分かり易く説明しました。血糖値を上げない食べ方として、甘いものを控え、食事の時はまず野菜から食べるようにし、もし小腹がすいたら甘くないヨーグルトなどを食べるようにしましょうというアドバイスもありました。また一日の食事のバランスが取れているかチェックできるプリントが配られ、食事作りをがんばりたいという声も聞かれました。
調理実習の献立は、タラのパン粉焼き、食物繊維たっぷりのひじきと切干大根のサラダ、ホウレン草とシイタケのクリームチーズ入り胡麻和え、だしのきいた薄味の豆乳汁、雑穀入りのご飯は1人ずつ120グラム量って食べました。エネルギー528キロカロリー、タンパク質28グラム、塩分2.6グラムの献立に皆満足していました。
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