2月25日、流山市立新川小学校140周年を記念して、山崎直子宇宙飛行士の講演会が開催されました。テーマは「宇宙、人、夢つなぐ」で、全校児童379人やその保護者の方、地域の学校ボランティアの方などが山崎さんの話に聞き入りました。
山崎さんは、ご自身が宇宙飛行士を目指すきっかけを話し、中学校の時に力を入れていた習字が、JAXA宇宙飛行士になる条件の日本の文化をよく知っていることにつながったことを例に挙げ、「勉強も運動も毎日の積み重ねが大切。意外なところで将来につながっていることがあります。そして、なりたいものになることがゴールじゃなくて、なってからどうするかが大切です」と話しをされました。
講演では、宇宙飛行士になるためのテストや宇宙での生活、宇宙から見た地球などを写真で紹介されました。特に宇宙から見た富士山、オーロラがスクリーンに映し出された時には、その美しさに子どもたちからも声が上がりました。
講演後には、山崎さんに直接質問できる時間が設けられ、子どもたちはいっせいに手を挙げていました。子どもたちからは、「宇宙服は重くないの?」「宇宙食と地上の食べ物はどっちがおいしい?」「宇宙での思い出は?」などの質問が出て、山崎さんは、一つひとつ丁寧に答えていました。
最後に6年生の石川凌君が「僕たちのために素晴らしいお話をありがとうございます。宇宙からオーロラが見られることにびっくりしました。また宇宙食は種類が多く、食べてみたいなと思いました。今日の話を聞いて、僕も自分の夢に向かって進んでいきたいと思います」とみんなを代表してお礼のあいさつを述べました。
今日の講演会の感想を4年生に聞いてみると、伊野航平君は「知らないことをたくさん知ることができて、宇宙からの写真も見ることができて感動しました」、政野亜音さんは「今日の話を聞いて宇宙に興味を持ったので、自分も宇宙飛行士になりたい」、都丸日和君は「宇宙に行った人は500人くらいと聞いて、もっと少ないかと思っていたのでびっくりしました。宇宙食もおいしそうで食べてみたいと思いました」ととてもうれしそうに話してくれました。
飯塚わかなさんは「山崎宇宙飛行士本人に会えてうれしかった。宇宙のことが分かってよかった」、佐々木愛樹さんは「テレビで見るよりきれいな写真を見ることができて、宇宙の知らない部分を知ることができてよかった」、青木那奈さんは「もともと宇宙に興味があって、勉強になってよかった。月や地球などの写真がとてもきれいでした」と目を輝かせながら話してくれました。
今週末の3月2日(日曜日)には、第4回市民環境講座として、JAXAタウンミーティングin流山を開催します。主に小学4年生以上とその保護者を対象に、JAXAマネージャー伊藤徳政さんと山口孝夫さんが、宇宙で記録された貴重な映像を流しながら、地球が抱える環境問題や宇宙飛行士の若田さんの宇宙実験について分かりやすく説明します。その後、参加者の疑問にお答えしますので、興味のあるかたはぜひお越しください。
日時:3月2日(日曜日)13時30分から、場所:生涯学習センター、定員:150人(先着順)、費用無料、申し込み不要
詳細は環境政策課(04−7150−6083)までお問い合わせください。
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