2月19日、松戸人権擁護委員協議会流山部会(秋月孝夫部会長)による人権教室が、南流山小学校と江戸川台小学校で行われました。これは、子どもたちに思いやりやいたわりの心をもってもらおうと実施しているもので、両校の小学校3年生を対象に、計200名を超える児童たちに、「人権」について考えてもらいました。
人権啓発ビデオ「プレゼント」は、ある友達の誕生日会で用意したプレゼントにより、クラスの友達からいじわるや仲間外れにされてしまうも、迷子になった飼い犬を通して友情を取り戻していくというものです。生徒たちは、いじめている子、いじめられている子、いじめを見ている子、それぞれの立場に立ちながら、真剣にビデオに見入っていました。ビデオを見た生徒たちは、「つらかったと思う」「約束を守ってくれなかったのが悲しかった」「仲間外れにすることはいじめと一緒」など、様々な意見を出し合ってくれました。
人権擁護委員は、両校にサクラソウをプレゼントしました。これは人権の花運動といい、子どもたちに花を育ててもらうことで、生命の大切さ、やさしい心をもってもらおうと実施しているものです。人権擁護委員は、昨年7月に北部中学校で人権講演会を実施するなど、子どもたちに人権の大切さを伝えるため、今回行われたような小学生対象の人権教室、人権講演会、さらに拉致問題の早期解決を願うブルーリボン募金活動など積極的な活動を行っています。
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