1月27日(月曜)、県立特別支援学校流山高等学園で、認知症サポーター養成講座を開催し、福祉サービスコース3年生の10人と教員3人が参加しました。同講座は、認知症を正しく理解し、支援する応援者を育てることを目的に開催しており、市内ではこれまでに3800人を超える認知症サポーターが誕生しています。なお、同学園での開催は初めてとなります。参加者の皆さんはロールプレイなどを通して、認知症の方の不安な気持ちを体験した後、認知症の方にどう声をかけるかを皆さんで考えました。生徒からは「同じ目線で話をする」「ていねいな言葉かけをする。」「否定しない。」などの意見が出されました。講座終了後には「これから社会に出て、認知症のお年寄りと接するときに、今日のお話を役に立てていきたい。」という感想も聞かれました。
厚生労働省によると、2025年には認知症高齢者は470万人に達する見込みです。認知症によって周りの人との関係が損なわれ、家族が疲れきって共倒れしてしまうことも少なくありません。しかし、地域に暮らす人々が、認知症に対して理解し、支える手だてを知っていれば、「尊厳ある暮らし」をみんなで守ることができます。流山市では、市内に4か所ある地域包括支援センターで認知症サポーター養成講座を実施しています。また、高齢者のさまざまな相談にも応じています。地域の団体やサークルなどにも出向いて開催していますので、開催を希望される方は、お気軽にお問い合わせください。
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