1月31日(金曜)、市役所1階ロビーで第309回サロンコンサートが行われました。今回は「日本の四季〜筝(そう)と提琴(ていきん)の調べ〜」をテーマに、四季折々のメロディー計7曲が演奏されました。筝とは広く「琴(こと)」として知られているもので、提琴とはいわゆる「ヴァイオリン」を指します。流山市邦楽三曲会の白鳥由果梨さんと流山市音楽家協会の脇野真樹さんが演奏しました。
年の始まりにふさわしく、お正月の定番ともいえる「春の海」でコンサートは幕を開けました。この曲は筝と尺八での演奏が良く聞かれますが、作曲者である宮城道雄とフランス人ヴァイオリニストのルネ・シュメーとの協演により世界的な評価を得ることになったことが紹介されました。古くから筝とヴァイオリンとのコラボレーションはあったようです。続いて、日本古謡の「さくらさくら」や「もみじ」など、それぞれの季節にちなんだ曲が演奏されました。
筝を演奏した流山市邦楽三曲会の白鳥由果梨さんは「ヴィヴァルディの『四季』の編曲は少し大変でした。実は、和の楽器も洋楽器の音色とよく合うことがお分かりいただけたかと思います。多国籍の音色で今日の演奏を楽しんでいただけたなら嬉しいです。」と話していました。
次回のサロンコンサートは2月28日(金)12時15分からです。「ロシア〜遥かなる大地より〜」をテーマに、「前奏曲 嬰ハ短調Op.3-2」(ラフマニノフ)など全5曲をソプラノ・ヴァイオリン・ピアノでお送りします。どうぞお越しください。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ