成人の日を前日に控えた1月12日、文化会館で流山市成人式が行われました。今年の新成人は平成5年から6年生まれで、市内では男759人、女648人、計1407人が晴れて成人となりました。華やかな振袖やスーツで着飾った新成人たちは、市長や議長などから激励を受け、成人としての新たな一歩を踏み出しました。
式は第一部と第二部に分けて開催し、第一部の司会は北部中3年時に中学生の主張千葉県大会で最優秀賞を受賞した岡田紗英さんと高橋美緒さんが務めました。夢や目標を持つことの大切さについて話した井崎市長は、「何事も中途半端ではなく、一生懸命に取り組んでください。そうすればおのずとやりたいことが見えてきます。ぜひ夢や目標を実現してください」と、ステージの一番前に立って、未来ある若者に熱いエールを送りました。
流山市の成人式は、新成人で組織された実行委員会形式で企画・運営されており、今回の成人式も昨年6月から新成人たちが集まって、準備をしてきた手作りによるものです。実行委員長を務めた遠藤みらいさんは、挨拶のなかで今回のテーマを「道」としたことについて触れ「成人は人生のひとつの岐路であり、目の前の無数の選択肢を前にしっかり足を踏み出しきたい。これから大人になる子どもにも、既に大人の方にも、皆さんに「すてきな道」を歩んでほしい。私も「すてきな道」を歩みます」と力強く宣言すると、大きな拍手が沸き起こりました。
第二部は、毎年恒例の恩師が登場するビデオレターの上映と、豪華な景品の当たる抽選会です。実行委員の常盤松中出身の澤出浩幹さんと東深井中出身の内田順也さんが、さながらお笑い芸人のような掛け合いでテンポよく進行します。ビデオレターでは、懐かしい恩師がスクリーンに登場するたび大きな歓声が上がり、恩師からは当時の思い出や、未来に向けてのメッセージなどが寄せられました。
各中学校ごとのビデオレターと交互に行われた抽選会では、自動掃除機ロボットのルンバや、松坂牛1万円分など、豪華な景品がひとつずつ発表されていきます。檀上で当選番号がくじ引きにより発表されるたびに、客席に座った新成人の皆さんは手元の抽選番号を見つめては、「あーおしいっ!」などの声が会場のあちらこちらから上がります。最後に、ホテルミラコスタ宿泊券付きのディズニーペアチケットが発表されると会場の興奮は最高潮に達しました。
新成人企画によるこの成人式は、耳の不自由な方などにも配慮し、手話通訳と要約筆記も実施したほか、安全な挙行のために流山警察署にも協力をしていただいて実施されています。また、この日は日本テレビの情報エンタテイメント番組・ジップが、最近の若者の髪型についての取材に来ており、1月14日に同番組内で放映されました。
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