「新春“初笑い”笑って健康!お笑い大行進33」が、1月4日(土曜日)、流山市生涯学習センターで開催され、多くの演芸ファンが詰め掛けました。毎年、新年最初のイベントを笑って健康学会(澤田隆治会長)や(社)漫才協会(青空球児会長)の協力を得てお笑いやマジックで始めている流山市生涯学習センター。お笑いでのお正月も4年目を迎えました。
軽快な音楽と共に緞帳が上がると、おぼん・こぼん、堺すすむ、春風こうた・ふくた、宮田陽・昇、ケン正木、けいいち・けいじ、そして澤田隆治プロデューサーら全出演者が舞台に並びました。「真打ち」に昇格して流山初披露となる宮田陽・昇に、流山市生涯学習センターからお祝いに流山ふるさと産品協会長でもある藤屋のご主人・志賀進一さんが腕をふるったお正月らしい和菓子セットや流山銘菓一茶の宿などが贈られました。
「お正月に流山のホールでトップバッターを務めると人気者になれる」というジンクスがある縁起のよい幕開けを務めたのは漫才界の元気印・けいいち・けんじのおふたり。難しい話も身近な例で簡単に解説すれば…と、さまざまな例を出しますが却って複雑になって笑いを誘います。二番手は、ベテラン春風こうた・ふくたのおふたり。噛み付き漫才などで有名ですが、何度聞いても笑える安定したボケとツッコミ芸に、思わず声をあげて笑ってしまいます。
前半のトリはギター漫談の堺すすむ師匠。森進一や和田アキ子、フランク永井らのモノマネをはじめ、なぞなぞやトンチを加えた「なーんでかフラメンコ」など大御所の貫録で客席と掛け合います。客席も歌のモノマネに合わせて手拍子をとり、クイズに答えてと舞台に参加して楽しみます。
休憩を挟んで第二部は、ケン・正木さんのマジックで始まります。産経新聞の取材で「正月らしい写真を撮りたい」というリクエストに応えて大漁旗や鯛、寿や松竹梅の扇などさまざまな縁起物が飛び出します。鳩が飛び出すオーソドックスな奇術からギターが宙を舞う新ネタ披露のカラオケマジックまでさまざまなマジックがテンポよく展開されました。
「真打ち」公演となった宮田陽・昇のおふたりがステージに登場すると、客席からお祝いのお酒が届けられ、舞台と客席の一体感が増していきます。日本地図や世界地図を位置関係も示しながら全て言う得意の暗記芸も健在で、この日はアフリカ大陸の国々を披露。「陽・昇」というコンビ名の通り日の出の勢いを感じさせるコンビです。
大トリは、漫才協会副会長コンビで、日本では数少ないエンターテイナーとして歌って踊って笑わせるおぼん・こぼんのおふたり。楽屋で出されたお弁当など身近な話題から流山の話題に転じて爆笑させます。この日は、澤田会長のご厚意でお客様全員に福袋がプレゼントされました。澤田会長は、「くよくよしないで笑って免疫力を高め、いつまでも健康でいましょう」と客席に呼び掛けました。
次回の「笑って健康!お笑い大行進34」は、第三回東葛大会&東京太・ゆめ子夫婦漫才20周年記念として2月16日(日曜日)13時30分から開催します。流山のコンパスをはじめ、松戸の東京太・ゆめ子、柏・松戸の東京丸・京平、柏のぺぺ桜井、大衆芝居風喜劇のザ・風林火山、笑いとマジックのブラック嶋田が出演。チケットは、全席指定で一般2,500円、友の会2,000円、高校生以下500円。予約・お問い合わせは流山市生涯学習センター04-7150-7474へ。
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