12月24日、生涯学習センターで「いのちを祝うオルゴール」づくりが行われ、親子10組の方々が、誕生日・時刻・場所から見えた星座をもとにカード式のオルゴールづくりに挑戦しました。同センターの「冬休みこどもワークショップ」の一環として企画されたものです。講師の現代美術家・三木麻郁さんの「誕生の讃歌」という作品をもとにした「いのちを祝うオルゴール」が、クリスマスイブの日に行われました。
それぞれまったく違う星空が記されたカードにひとつひとつ穴を開けていき、思い思いの色彩や生まれた時間などを刻み込み出来上がったオリジナルのカード。それらが奏でる世界で唯一の音楽に耳を傾けました。「この世に生を授かった、ということは、実はとてもすごい出来事です」という三木さんは、現在、東京芸術大学大学院に在籍中のアーティストです。
この「いのちを祝うオルゴール」ワークショップは、来年1月25日(土曜日)に文化会館で公演される「銀河鉄道」の関連事業として企画されました。東北の詩人・宮沢賢治の原作を演出家・小池博史が舞台化する「銀河鉄道」は、幻想的な銀河鉄道の旅を通して体で感じる生命讃歌の物語です。ぜひ、ご家族や大切な方々とご鑑賞いただきたい作品です。
講師の現代美術家・三木麻郁さんは、先日、小平にある民家を使った画廊での個展を終わられたばかり。オルゴールの作品やパフォーマンスイベントなどを含むとても意欲的な展覧会でした。今後の活躍が楽しみな若き芸術家です。参加された子どもたちは、生まれてきたことを祝福する気持ちが込められたオルゴールの音色を、お家に帰られてからご家族で聴かれることでしょう。
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