利根運河交流館では、12月28日まで「紺野竹夫のきせき 野鳥のイラスト展 草花たちの押し花を添えて」を開催中です。紺野竹夫さんは、日本野鳥の会会員で利根運河の生態系を守る会などに所属しています。岩手県の出身で、幼少期に里山を散策中、クマタカと目が合い、思わず争ってしまったことがきっかけで猛禽類に興味を持ち、東葛地域でのタカの渡りの調査は20年以上にもなるそうです。
紺野竹夫さんは、「利根運河の生態系を守る会」の開催で、年に10回ほど自然観察会のガイドをしており、昨年と今年は交流館主催の利根運河野鳥観察会にもご協力をいただいています。展示されている作品は、観察会の案内資料のために描かれたもので、「キビタキ」、「アオバズク」、「ジョウビタキ」、「サシバ」など利根運河とその周辺で観察した鳥たちです。
各イラストには、野鳥の魅力をわかっていただきたいと、鳥の特徴や説明などを付けられています。また、身近な自然の美しさにも気づいてもらいたいと、野鳥観察会の際に採取した「カテンソウ」や「ミツバツチグリ」などの草花たちの押し花も合わせて展示されています(押し花協力は、利根運河の生態系を守る会所属の柳沢朝江さん)。
「野鳥観察はいつでもどこでも、そして、だれでも気軽に簡単にできます。野鳥を通じて自然と親しむこと、それが野鳥観察の本当の楽しみなのです。」と紺野さんからのメッセージ。野鳥や自然をこよなく愛する紺野さんの、温かい視点で描かれた作品の数々を「もうひとつのバードウォッチング」としてお楽しみください。
野鳥のイラスト展は、12月28日(土曜日)までの9時から17時。入場無料で開催中です(月曜、火曜は休館日)。お問い合わせは利根運河交流館電話04−7153−8555へ。また、イラスト展最終日の28日(土曜日)は8時30分から12時30分まで運河水辺公園で「第47回うんがいい!朝市」を開催します。当日は約40店舗の出店や歳末謝恩福引、流山市在住のバラエティダンスユニット「三姿舞(さんしまい)」のライブも予定しています。また、流山市観光協会による餅つき販売も行います。詳細は利根運河交流館のホームページをご覧ください。冬の寒さが増してますが、利根運河の自然や野鳥の観察と、清らかな空気を感じにお出かけになってみてはいかがですか。
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