12月1日、流山市文化会館で「第69回流山市民芸術劇場 堀内孝雄コンサートin流山」が開催されました。アリス再結成・全国47都道府県コンサートを終えたばかりの堀内孝雄さんをお迎えし、市内外から集まった650人を超えるみなさんがステージを楽しみました。
主催者の流山市民芸術劇場実行委員会(田口佳子委員長ほか15人)は、流山ロータリークラブ、流山ライオンズクラブ、流山青年会議所、流山中央ロータリークラブの4団体からのボランティアで構成され、市教育委員会との協働で昭和60年に始まった催しで今回69回目となりました。
実行委員の皆さんは、1年以上前から準備に取り組み、ご自身の仕事の傍ら定期的に集まって演目の企画からチラシづくりやポスター掲示、費用負担、チケット販売や当日の運営に至るまで手づくりで市民芸術劇場を支えてくださっています。ステージでは、アリス時代の名曲からソロ活動の曲まで「君のひとみは10000ボルト」、「秋止符」、「遠くで汽笛を聞きながら」など、全19曲が演奏されました。
途中、流山にお住まいの歌手・高山厳さんも客席から登場するというビッグサプライズも。堀内さんと高山さんは公私とも交流があるとのことで、高山さんの「心凍らせて」に続いて、お2人と会場が一体となって「時の流れに」を熱唱しました。会場を包み込むような歌唱とトークに、会場からは惜しみない拍手が送られ、田口委員長からも花束が手渡されました。
お客様からは「大病を患い、闘病中は堀内さんの歌に励まされました。こんなに近くで見ることができ涙が出ました」「トークに親近感を覚えました。作曲家としての活躍にも感心しました」などの声が聞かれたほか、アンケートでは「人柄に改めて感激しました」「被災地の方のために支援を続けられてとても素晴らしいことと感じました」などのコメントが寄せられました。
市民芸術劇場は東日本大震災被災地復興支援にも取り組んでおり、今回もチケット収益の一部と、会場に設置された募金箱に寄せられた義援金が、流山市の姉妹都市である福島県相馬市へ寄付されます。田口委員長は「取り組みは今回で3回目になりますが、今後ともチャリティを続け、息の長い支援を行っていきたいです」と話していました。今後の公演にもご期待ください。
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