11月29日(金曜日)、利根運河交流館では「錦秋利根運河めぐり」が行われました。晴天に恵まれた気持ちのよい朝、20人のみなさんが参加されました。まずは利根運河交流館の中村館長から土木遺産の認定を受けた利根運河の歴史について説明を受けた後、生きものインストラクターの関口晋太郎さんの案内で水辺公園から散策のスタートです。
運河の川沿いを歩いて行くと関口さんが次々にスイバ(別名ギシギシ・スカンポ)、エノコロ草、センダン草(くっつきむし)、紫ツメ草、ハマダイコンなどを見つけては説明してくださいました。関口さんのお勧めは野草を味わうこと。皆さん野草を観察しては、すっぱい!あまい!などと感想を言い合い童心に帰って楽しみました。
土手を進んで行くと、生きた化石と言われている、ひときわ大きなメタセコイヤの木が迎えてくれます。ここからが理窓公園の始まりです。紅葉が真っ盛りの木立を進んで行くと、シオデ、ムカゴなど食べられる草や、くぬぎやどんぐり、しいの実を発見して、拾っては味見をしながら魅力満載の公園をさらに進みます。急に視界が開けたと思ったら白鳥の池が見えてきました。優雅な白鳥と水面に映し出された紅葉の幻想的な美しさに、皆さん思わずカメラを向けシャッター音が響きます。
奥へ奥へと進んでは次々と違った風景が広がる、東葛の里山の原風景を残した起伏にとんだ理窓公園を満喫し、帰路につきました。ゴールの眺望の丘に着くと関口さんから、参加した皆さんへプレゼントの「あけび」が用意されていました。この嬉しいサプライズに皆さんから笑顔がこぼれていました。「初めて運河に来ました。美しい自然がいっぱいで素敵ですね。春の桜の時季にまたぜひ来たいです!」と千葉市から参加された方にうれしいことばをいただきました。
利根運河交流館では、12月4日から紺野竹夫のきせき「野鳥のイラスト展 草花たちの押し花を添えて」を展示します。12月28日(土曜日)午前8時30分から午後12時30分まで運河水辺公園で「第47回うんがいい!朝市」を開催します。当日は約40店舗と歳末福引き・流山出身バラエティダンスユニット「三姿舞(さんしまい)」のライブなどを予定しております。詳細は利根運河交流館ホームページをご覧ください。
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