11月21日（木曜日）、北部公民館で「発展するアジア経済と日本」と題し、日本貿易振興機構（ジェトロ）の若松勇さんの講演が行われ、27人が参加しました。説明、資料ともわかりやすく、「とても参考になった」との声が多数寄せられました。若松さんは、講演やパネリストとして忙しい日々を送っておられますが、このような現役で活躍されている方を講師にお迎えできたのは公民館の近くにお住まいだからです。「地域の人材の活用は素晴らしい」との声もありました。

   講演の内容では、ジェトロの紹介から始まり、発展するアジア経済、アジア経済と日本、日本企業のアジア展開の現状と展望、と話が続きました。日本経済は貿易収支が赤字になり、投資で利益を得る構造、すなわち、本日のサブテーマである貿易立国から投資立国へ変わりつつあるとデータを用い解説されました。アジアでは購買力を持った中間層、富裕層が増加しており、日本食もブームから定着しつつあること、品質の良い日本の商品は高くても売れることなどを写真も含め、わかりやすくお話いただきました。

   人口減少局面の日本からアジアへとマーケットのシフトが起こっており日本経済はアジア経済と一体化しており、アジアとともに発展していくという戦略が一層求められる、と締め括られました。受講者からは「アジアとの関係が良く分かりました」との声もありました。北部公民館では、12月19日（木曜日）に東京管区気象台の方による「大雨・雷・竜巻から身を守るために」の講座を開催します。お問い合わせは、北部公民館電話04−7153−0567まで。

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