千葉県が定める毎月15日の「自転車安全の日」に当たる11月15日(金曜)、流鉄・平和台駅前で自転車のマナー向上などを呼びかける「交通安全キャンペーン」が実施されました。流山警察署の呼びかけで参加した南高校、流鉄株式会社、交通安全協会、安全運転管理者協議会などの皆さんが、行き交う自転車利用者へ、チーバくん型の反射材やチラシなどの啓発物が入った袋などを配りました。
キャンペーンは、通勤や通学客などで混み合う7時30分から8時30分にかけて行いました。「自転車もハンドル握ればドライバー」と自転車安全の標語の書かれたのぼり旗を掲げて参加した南高校では、野球部や相撲部、柔道部などの部員から成る「自転車マナーアップ隊」が毎月15日に校門付近に立ち、自転車で登校してくる生徒に自転車利用のルールやマナー向上を訴える活動をしています。平和台駅前の交差点は、事故の発生しやすい変則交差点となっており、同校ではこの交差点を利用する生徒も多いため同キャンペーンに参加しました。
1年生のときから校門に立ち続けている相撲部の余田宏哉さん(3年生)は「ずっと呼びかけているので、皆さんルールを守ってくれています。ただ、入ったばかりの1年生ではまだ守られていない生徒もいるので、卒業するまで呼びかけ続けたいです」と話しました。同部主将の森田拓己さん(3年生)は「これまで呼びかけても反応のなかった生徒がルールを守ってくれたり、相手から声をかけてくれたりするとやっててよかったと実感します」とやりがいを感じています。
教頭の高橋康明先生は「毎月の活動の甲斐あって生徒の自転車ルールへの意識は深まっています。これからも続けていきたいです」と話し、流山警察署の瓜生康児交通課長は「警察だけでなく地元の方たちと協力してキャンペーンを実施しようと呼びかけました。年末は特に交通事故が多くなるので、ぜひ皆さん自転車の安全運転に気をつけてほしいと思います」と話しました。
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