11月7日(木曜日)、中央公民館で、小玉美意子さんを講師にお招きし「メディアを賢く利用する!気になる情報のウラ・オモテ」が開催されました。小玉さんは、元フジテレビアナウンサーで現在は武蔵大学名誉教授。最近の著書に「メジャー・シェア・ケアのメディア・コミュニケーション論」があります。「情報はだれのもの?」の問いかけから始まったこの講座。参加者が自らが考え、ディスカッションする中でメディア・リテラシーについての考え方を身につけることができました。
私たちを取り巻く情報環境は大きく変化し、インターネットが普及している現在、個人が手元で情報を発信することができるのでその内容については精査しなければならない、と小玉さん。「あなたの気になるニュースは?」「気になるメディア表現は?」という問いかけには、「原発」、「新卒者の就職状況」、「食品の擬装問題」などを挙げた受講者ですが、講師から、ニュースの伝え方、言い方などから情報のウラを見ることが大切だと学ぶことができました。
小玉さんは、メディアを賢く利用するためには、マスメディアの本質や影響について幅広い知識を身につけ、批判的な見方を養うことができるように、メディア・リテラシーの力をつけることが必要であり、学校教育でこの力をつけていくことが望ましいと話されました。そして最後は「メディアは人を幸せにするものに!」という言葉で締められました。受講者から「待っているのではなく、積極的に発信していくことの大切さを学んだ」「ニュースを受け身で聞くだけでなく、その言葉のウラを読もうとしていなかった自分に気が付いた」などの感想が寄せられました。
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