11月3日(日曜日)、流山駅で「流鉄の鉄道の日」というイベントがあり、多くの鉄道ファンで賑わいました。「鉄道の日」は、明治5年9月12日(新暦1872年10月14日)に日本初の鉄道が開業したことなどから10月14日が一般的ですが、流鉄は一世紀前の11月に設立されたことから毎年、この季節に「流鉄の鉄道の日」イベントを開催して12回目です。
「流鉄の鉄道の日」は、ことし3月から公開している“流鉄公式サイト”に「お子様のイベントです。撮影会ではありません」と呼び掛けなければならないほど撮影をされるファンが多いそうです。制服を着て、写真を撮ったり、乗務員室から線路を見たり、お子様連れの鉄道ファンにはたまらないサービスがいっぱい。
流鉄は、前身となった流山軽便鉄道株式会社の設立が大正2年(1913)11月7日ですので、ことしは「設立100年」の節目の年。実際に走り出したのは、大正5年(1916)3月ですので営業開始から97年目となります。市民の足として、そのかわいい車両やネーミングなどから鉄道マニア以外にも広く親しまれています。
松戸市内の馬橋、幸谷、小金城趾、そして流山市内の鰭ヶ崎、平和台、流山の全6駅、全長5.7kmの小さな鉄道です。流山駅は、「関東の駅百選」に選ばれ、「房総の魅力500選」にも選ばれています。寒い今の季節には、市民の皆さんの手によって座布団が駅構内の椅子に置かれるなど身近な公共交通機関として、地域の方々に応援されています。
この日、子どもたちが書いた「夢」は、お正月に、車両に貼って走ってくれるそうです。テレビや新聞などで取り上げられることも多く、これまでもNHKの「小さな旅」やテレビ朝日の「ちい散歩」など数多くの番組で放送されてきました。最近では、流山市生涯学習センターの「シナリオ講座」で入選した「流れ星は想いをのせて」(作・馬場りえ)というシナリオを流鉄で撮影、JCNコアラ葛飾がテレビドラマ化してこの夏、放送されました。
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