9月17日から10月15日まで、南流山センターで「働きたいママのための再チャレンジ応援ナビ 私だって働きたい!」が開催されました。これは毎年、キャンセル待ちが出るほど人気の講座です。再就職を希望される延べ72人の女性が参加しました。1回目のテーマは「イマドキの再就職事情 お仕事復活のドキドキ・ワクワク」です。講師はキャリア・デベロップメント・アドバイザーの岡智子さん(3回目、4回目も担当)。まず、日本は女性労働力率に「M字カーブ」があること、企業がダイバーシティ(多様性)の重要性を認識して取り組むようになったことを話されました。受講生は、再チャレンジするにはマインド(気持ち)スキル(能力)サポート(働くための支援)が必要であることを学び、ワークショップではお互いの意見交換をして、働きたい気持ちを再確認しました。
2回目のテーマは「子育ても仕事もあきらめない働き方 働きたいワタシはワガママ?」です。講師は子育てコ―ディネーターの古澤里美さん。社会全体として共働きが多くなっている今の時代、パートナーと働くことについて話をすることや子どもに母親が働く姿を見せることはとても大切なこと。子どもは多くの人から愛情をもらい、様々な経験をして集団の中で成長できること。家族は社会の最小単位、相手の「イヤ」を聞きながら、快適な家族を作ってください。」とご自身の子育て経験も踏まえて話をされました。
3回目のテーマは「ライフサイクルに合った仕事の見つけ方 気づいていない私の強みと長所」です。講師の岡さんは、自分にとって「いい仕事」とは企業が求めている人材と自分の希望がマッチングすることであると話されました。受講生の皆さんは、ワークショップで、今まで何をしてきたか、何ができるか、何をしたいのかを自己分析をし、その後のグループ発表では、受講生の皆さんは生き生きと輝いていました。
4回目のテーマは「応募書類の書き方と面接必勝法 好感度UPの応募書類で差をつける」です。応募書類は、採用相手に「ぜひ会ってみたい」と思わせる「見える履歴書」「読ませる履歴書」「伝える添え状」を作成することがポイントであること学びました。また、面接時に良く聞かれる質問については具体例を挙げて説明していただき、とても参考になりました。受講生から、今までの職務経験をどのように記載すればよいかなど、質問も多く出ました。
5回目のテーマは「さあ、はじめの一歩を踏み出そう!一歩踏み出した先輩から一言」です。流山市の保育課長から保育所(園)の待機児童の現状や子育て支援に関する説明があり、続いて消費生活コンサルタントの小林幹子さんからは、子育てしながらも自分を成長させたいと小さな仕事から今日までキャリア形成されたというご自身のお話がありました。参加者からこの講座を通して「パートナーと話をするようになった」「自分や子どものために働くことの大切さがわかった」など再就職に前向きな声が聞かれました。
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