10月13日(日曜日)、JR武蔵野線とTXが交差する南流山駅の南口広場で第1回南流山駅ライブが行われ、終日大勢の音楽ファンや家族連れの方々で賑わいました。駅前ライブは、NPO法人みんな元気・まちが元気ネットワーク等の皆さんが地元自治会などの協力を得て初めて開催しました。従来の駅前フェスタのような特設舞台や交通規制などを設けずに「もっと気軽に、もっと身近に」と企画されたものです。
駅前には、焼きそばなどのおいしそうな匂いが立ちこめ、「駅前ライブ」ののぼり旗が秋風に揺れ、中央には食事や音楽を楽しめるテーブルや椅子が並べられました。好天に恵まれたこの日、流山おおたかの森駅周辺コースで流山ロードレース大会が行われ、南流山駅を最寄駅とする東洋学園大学では鰭鰭祭が行われるなど市内各所でスポーツや音楽のイベントが行われました。
駅前広場の限られたスペースの中で、既設のものを使っての試み。生涯学習センターのイベントなどでもすっかりお馴染みの地元バラエティダンスユニット「三姿舞」の歌とダンスで正午にスタートした駅前ライブは、「あちゃの」と「どん君」による「ナガレヤマン」へと続きます。ナガレヤマンは、「波調」、「ノーセンス」、「A Sigh To Sky」、「パノラマ」、「上昇気流」などオリジナル曲も多数持つ人気地元デュオです。
次にステージに立ったのはアカネさん。ウクレレを持っての登場です。ラヂオつくば「okayanのアコースティックJAM」(毎週日曜日 23時)でアシスタントとして活躍されるアカネさんは、南流山のライブスペースNYの「E-JAM LIVE」等で人気NO1のミュージシャン。そして、「いつか嵐が来て」、「川渡食堂」、「すみれ」、「高瀬舟」などのオリジナル曲を持つフォークソング歌手・有吉かつこさんと続きます。子育てを終えた後、青山学院大学時代にやっていたフォーク弾き語りを再開されたそうです。
JCNコアラ葛飾のデイリーニュースでエンディングソング「お家へ帰ろう」などで人気の「はな」さんが登場。作文を教える「ぶんぶん教室」を主宰する自称「弾き語りママ・シンガー初段」です。続いての演奏は、この日の一番人気・南流山中学校音楽部。4年前はたった7人だった部員が、今夏は、千葉県吹奏楽コンクールにA部門で見事、金賞に輝いた吹奏楽の「のびやかな演奏」「重厚なサウンド」「歌心」を感じる素晴らしい演奏でした。
夕方になると80年代、90年代のフィージョン系インストルメンタルを得意として、自らのバンドも持つギタリスト・鈴木之博さんがステージに。サンタナ、J・ベック、ラリー・カールトン、パット・メセニーなどを模した演奏は絶品です。そして、お隣の柏で知る人ぞ知るカフェ・スムージー・ジュースバーAnimaliaで活躍されている亜紀&ひろしのおふたりが素晴らしいジャズデュオを聴かせてくれました。
エンディングは、賑やかに沖縄音楽のチャンプラーズが登場。エイサー隊やベリーダンスもゲスト出演し、舞台を盛り上げます。沖縄やんばる出身の宮城安光さん・まさみさん夫妻を中心に台湾にも進出しアルバム「結」、「いちゃりばちょーでー」などをリリース。会場の皆さんと一緒に盛り上がりました。
ブースでは、地元の「大樹」さんや「すえこ」さん、「ひよこ」さんなどたくさんのお店が並び、自慢のくじらカツや焼き鳥などを販売。また、来年、流山で白みりんが誕生して200年という節目の年を迎えることから「みりんカクテル」のブースも出店。この「みりんカクテル」なども作品に登場する流山が舞台の野球漫画「球世主!!」第3巻が発刊され、その「球世主!!」ブースも出現。作品の原作者のおひとり青木健生さんは、市内にお住まいで、この日、流山ロードレースに出場され、その足でブースにも駆け付けてくださいました。
ステージを転換する間には、ダブルダッチというアクロバットな縄跳びをされるAKIファミリーもゲスト出演。大きな縄で、二重の縄跳びを披露するなど、普段はあまり見られない華麗なテクニックを見せてくださいました。主催されたNPOみんな元気・まちが元気ネットワークの武藤伸一さんは「スポンサーや出演者、出店者、そして3連休の真ん中にいらしてくださったお客様のおかげです。無理をしないで、少しずつ続けていきたい」と語っていらっしゃいました。
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