9月25日(水曜日)、文化会館で講座「情報紙の編集員を募集します 講座で学んで実践へ」の第2回目「男女共同参画について学ぼう」が開催されました。講師は、国立女性教育会館客員研究員の西山恵美子さん。現在、流山市の男女共同参画審議会の会長でもいらっしゃいます。西山さんは、「男女共同参画」という言葉ができて20年以上経っていても、まだ一般的には理解は広がっていないということ、そして、男女共同参画というと女性のためのものと感じるかもしれないが、実は男性にとっても重要な問題であるのだということから話されました。
厚生労働省の調査によると、育児休業制度等を利用したい男性は4割近くいるにも関わらず、実際に利用している割合は1.89%と低く、今、国はイクメンの後押しに積極的に乗り出しているとのことです。また、「男は外で仕事、女は家庭で家事育児」という考え方に賛成する20代女性が、平成24年度調査では19%上がり50.0%と高くなっていますが、その理由のひとつとして、西山さんは、現代の就職事情の厳しさや実際の労働現場の厳しさを挙げました。
西山さんは、男女共同参画とは、自分の問題だと気付いてもらえるよう啓発することが必要だと言います。そのために情報紙の内容として、自分に引き付けて考えられる身近なテーマや役に立つテーマを考えなければならないと話されました。 受講者の中には、「このような講座は初めてで、すごく勉強になった」「男女共同参画とは大切なことなので情報紙の編集員としてがんばりたい」などの声がありました。
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