流山市指定無形文化財保持団体の認定書交付式
更新日 平成25年9月27日

[画像]認定書交付式(97.8KB)

  9月26日、教育長室で、流山市指定無形文化財保持団体の認定書交付式が行われました。これは、流山市教育委員会が9月20日、流山市文化財の保護に関する条例(昭和51年流山市条例第17号)第19条第2項の規定により、流山の祭囃子、神楽等を流山市指定無形文化財第1号に指定し、その保持団体に赤城保存会を認定したことから行われたものです。赤城保存会の玉ノ井勇夫会長をはじめ、6人の赤城保存会の会員が教育長室を訪れ、後田教育長から認定書が手渡されました。


[画像]後田教育長から認定書を手渡された玉ノ井会長(86.9KB)

  流山本町周辺地区の祭礼では、同地区内のお囃子団体「赤城保存会(昭和49年に発足した市民の団体)」が長年にわたり祭囃子を演奏し、神楽を奏しています。この「流山の祭囃子、神楽等」は、市内の年中行事や祭礼に欠かせないもので、流山市に存する重要な無形文化財です。また、市指定無形民俗文化財の「鰭ケ崎・おびしゃ行事」での神楽「種貸し」は、市内で唯一「赤城保存会」によって奏されているもで、これらの実績や活動状況から、「赤城保存会」は「流山の祭囃子、神楽等」を保持する団体としてふさわしいということで認定されました。


[画像]赤城保存会の皆さん(94.6KB)

  後田教育長からは、「流山市指定無形文化財第1号の保持団体認定おめでとうございます。全国的にも後継者がなく解散する団体があるなか、発足から39年目という長きにわたって、地元にご尽力いただいております。今回の保持団体認定を機にますますのご発展をお祈りしています」と激励されました。赤城保存会の玉ノ井会長は、「流山市指定無形文化財の保持団体として認定され、非常に光栄です」と喜びを語り、会員が1人増え13人になったという嬉しい報告もありました。



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