敬老の日の9月16日、井崎市長が市内の男女最高齢者をお祝いしました。ことし初めて男性の最高齢者になられたのは、駒木の古谷金祐さんです。古谷さんは、明治45年1月1日生まれの満101歳。「おすわさま」として親しまれる諏訪神社の宮司を長年務められ、現在は名誉宮司です。また、昭和31年から26年間、市の教育委員もされており昭和57年には市表彰の文化功労も受賞されています。
当日は、井崎市長が古谷さんの入所されている野田市の老人保健施設梅郷ナーシングセンターを訪れ、市内最高齢をお祝いする賞状と花束をお渡しし、「ご長寿おめでとうございます。これからもお元気で、お健やかにお過ごしください」とお祝いしました。贈呈式の会場となった施設の談話室には、ファミリーと呼ばれている同じフロアの入所者33人も集まってくださり、大きな拍手で古谷さんをお祝いしました。
古谷さんにご長寿の秘訣をお訊ねすると、「そんなもの何もないよ」という答えが返ってきましたが、ご家族によると好き嫌いなく食事をとり、95歳くらいまで境内の掃き掃除やちょっとした力仕事までされていたそうで、日頃から体を良く動かされていたようです。最近のエピソードでは、一昨年にテレビ東京の人気番組「出張!なんでも鑑定団in流山」にご出演され、評価額500万円という見事なお宝を披露し会場を沸かせたこともありました。
一方、女性の市内最高齢者は野々下の特別養護老人ホームあざみ苑に入所されている平澤静さんです。平澤さんは、明治40年1月28日生まれの満106歳。同じく、井崎市長があざみ苑に伺いお祝いしました。お祝いの言葉を掛ける井崎市長に、平澤さんからは「市長さん、お元気に頑張ってください」と激励の言葉が返されました。井崎市長も「106歳の平澤さんから激励されて大変光栄です」と笑顔でした。
井崎市長から賞状と花束が渡されると、お祝いに集まった入所者や職員の皆さんから大きな拍手とお祝いの言葉がかけられ、平澤さんはニッコリとすてきな笑顔を見せてくださいました。ご家族によると平澤さんは、着物を縫ったり刺繍もご自分で入れたりと、とても手先が器用とのことです。施設の方は、「折り鶴が得意で、一日に20羽も折るんですよ」と教えてくださいました。流山市内で今年9月15日現在、100歳以上の方は男性が6人、女性が35人です。
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