8月20日(火曜日)、平和台にお住まいの市民の方に協力していただき、緑のカーテン温度測定の調査が行われました。調査は流山ゴーヤカーテン普及促進協議会3人、江戸川大学の伊藤先生と大学生2人、市職員1人とインターンシップの学生1人の合計8人で行われました。
調査方法は、緑のカーテンの内側と外側の気温や放射温度、熱中症指数などを測定しました。またデジタルカメラ、サーモカメラで緑のカーテンを撮影。サーモカメラでは緑のカーテンの温度効果を測るために撮影されました。流山ゴーヤカーテン普及促進協議会の方から「今年から熱中症指数を測り、緑のカーテンが熱中症を防ぐのにどのくらい効果があるのか調べ、来年も緑のカーテンの良さをさらに伝え普及させるため測定をします。」と温度測定の目的を教えてくださいました。
緑のカーテンとはアサガオやゴーヤなどのつる植物を育てて作る自然のカーテンのことです。直射日光を遮断し、室内の温度上昇を防ぎ、エアコンなどの冷房機器の使用頻度を減らし、節電、二酸化炭素削減に繋がることが期待されています。個人、企業、学校などといったさまざまな所で多くの方が取り組んでおります。緑のカーテンは直射日光を遮断するだけではなく、放射熱を防ぐ効果もあります。放射熱とは日射により、壁や窓が温められ、そこから熱が放出されるもので、それによって室内の温度が上昇し、暑さをより感じてしまいます。緑のカーテンにより壁や窓を直射日光から守ることで放射熱の発生を未然に防ぐことができます。
測定の結果は緑のカーテンの内側と外側の気温の差が5度以上の世帯もありました。測定された市民の方の中には「暑さで今年はゴーヤが育ちにくい」といった声がありましたが、暑さで育てにくい中でも立派な緑のカーテンを愛情を持って一生懸命育てていました。緑のカーテンの温度測定の調査をしたことで、市民の方と交流し、緑のカーテンの話を直接交わすことができ、良い機会となりました。インターンシップに来られた学生は「緑のカーテンの内側と外側の温度差が5度以上あったのは本当にビックリ。実際に測っている所を見て、とてもいい勉強になった。」とのことでした。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ