8月17日(土曜)、流山市生涯学習センター多目的ホールで、第7回少年スポーツ指導者講習会が開催され、小・中学校の先生や少年スポーツ指導者約70人の指導者の方が参加しました。今回で7回目となる同講習会は、流山市教育委員会が主催し、南流山整形外科のスポーツドクター・鈴木隆さんと流山市消防職員を講師に招き、「AED及びトリアージ・タッグの使い方」をテーマに開催しました。
初めにAEDの使い方について消防職員の実技を見たあとに、実技指導を受けました。参加者の方々は「呼吸の確認は見て・聞いて・感じて」といった消防職員からのアドバイスを聞き逃さないように真剣にメモを取っていました。
続いてトリアージ・タッグの使い方について鈴木先生から講習を受けました。トリアージ・タッグとはもともと豆の選別のために用いられたもので、現在は大規模災害時における重篤患者の緊急度の選別に使用されています。直近では福知山市での花火大会時に使用されたそうです。
最後に鈴木先生から、「指導者の方は、活動環境下の気温や湿度に注意して、活動内容や時間を適宜注意すること。一人ひとりの体調を把握して水分補給や休憩が十分とれる環境づくりが大切」といった熱中症に対する対策について説明があり、講習会は終了しました。
流山市教育委員会ではこのような少年スポーツ指導者を対象にした講習会を毎年開催し、少年が発達段階に応じて、安全で楽しいスポーツ活動ができるよう指導者の啓発に努めています。お問い合わせは、生涯学習課04-7150-6106へ。
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