8月10日(土曜日)、流山市生涯学習センターで「笑って健康!お笑い大行進31」が開催され、多くのファンが漫才を楽しみました。高校生以下は500円ということもあり、夏休み中の開催に、客席には小学生の姿も見られました。幕開けは、昨年度新人漫才大賞を受賞されたカントリーズのハイテンポな漫才。そして、今年度新人漫才大賞を受賞したばかりのS×Lの二人と、新人漫才大賞に輝く若手が続きました。
司会進行と漫談を掛け持ちで担当されたのは、ソフトな語り口でファンも多い中津川弦。ものまねから電話での会話をひとりで二人役をこなすクレーム処理ネタなどで笑いをとります。ネクタイ姿に、ゆっくりした語り口は、「聞きやすい」と中高年の方々にも人気です。
すず風にゃん子・金魚の二人は、いつも会場を走り回る元気なステージが持ち味。金魚が頭髪の上に飾りをのせるコスプレは、お客様の楽しみのひとつ。この日は、記録的な猛暑だったこともあって、頭髪にかき氷をのせての登場。元女優のにゃん子はドラムが、元保育士の金魚は歌が得意という芸歴の長いコンビです。
中入り後は、ベテラン「ホームラン」。三波伸介の弟子・たにしと、小野ヤスシの弟子・勘太郎というコンビは、漫才に芝居に、寄席やテレビなどで活躍中です。この日は、大衆芝居も織り交ぜての漫才で客席をわかせました。二人ともトランペットやサックスを得意とするコンビです。
若者に人気の「ロケット団」は、二人とも元劇団員で、劇団時代、余興で結成したお笑いコンビです。第1回漫才新人大賞に輝くという快挙を経て、浅草芸能大賞新人賞、文化庁芸術祭新人賞、国立演芸場花形演芸大賞銀賞などさまざまな賞に輝きました。サックスとベースが得意なコンビです。
大トリは、おぼん・こぼん師匠。タップに、歌に、サックスやトロンボーンの楽器演奏にと、華麗なステージで会場全体を盛り上げます。学生時代からコンビを組んで来年は50周年というベテランコンビは、ディナーショーやコンサートなども人気です。おぼん・こぼん師匠率いる「漫響楽団」というジャズバンドは、すず風にゃん子・金魚、ホームラン、ロケット団に漫才協会等が加わって結成された人気お笑いバンドです。
漫才協会が誇るジャズバンド「漫響楽団」は、「笑って健康!お笑い大行進31」を終えると、ステージ衣装を着替え、楽器を手に、会場を流山市生涯学習センターから流山おおたかの森駅前に移動。流山文化のまちづくり実行委員会が開催した「第3回流山ジャズフェスティバル」にゲスト出演。メインアクターのミッキー・カーチスと神村英男バンドの前に出演し、「ミュージシャンですからお笑いはやりません」と会場を笑わせ、猛暑の中でシング・シング・シングなどの名曲を披露しました。
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