8月4日（日曜日）、東深井の森の図書館で「森のジャズコンサート」が行われ、多くのジャズファンが、ベテランジャズメンの演奏や歌を堪能しました。第3回流山ジャズフェスティバルの一環として、森の図書館指定管理者株式会社すばるが主催したものです。この日の出演は、織絵ボーランドカルテットの皆さんでした。

  コンサートのチケットが購入できる人は、図書館の利用者カードをお持ちの方という図書館利用を促すアイデアも込められたこの企画は、チケットが即日完売という人気。当日は、小さなお子様から中高年者まで多くのファンが詰め掛け、客席の目の前のフラットなステージで繰り広げられる演奏や歌を楽しみました。

  この日の出演された織絵ボーランドさんは、ライブハウス、ホテル出演等の傍ら、9年間マーサ三宅ヴォーカルハウスの講師を務めた後、ジョー・ボーランドと、より地域に密着した音楽＆英語教室ブルージェイハウスを始めました。1994年から渡米を繰り返し、オレゴン州ポートランドで地元一流ミュージシャンとレコーディング、ライブ等の経験を積まれたミュージシャンです。

  織絵ボーランドさんのピアノとヴォーカルを中心に、教本執筆や講師の傍らアレンジやプロデュースもこなすギターの森朗さん、大学時代からプロとして活躍し、異なる分野とのジョイントも積極的にこなすフレキシブルなベースの藤田わたるさん、16歳で故ジミー竹内氏に師事し、東京パンチョス、ミュージックメーカーズZAPなどを経て現在は三原綱木とザ・ニューブリードにも在籍するドラムの土田雅明さんという実力派ミュージシャンを揃えたカルテットのコンサートです。

  ゲスト出演のブルージェイコーラスの皆さんは、6人のハートフルなコーラスグループです。ジャズ、ポップス、日本の名曲などを全曲、織絵さんのアレンジで歌いました。迫力の声量と見事なハーモニーで客席を魅了、「銀座カンカン娘」などの懐かしい日本語ジャズも披露されスイングした歌声に大きな拍手が贈られていました。

  今回のコンサートは、第3回流山ジャズフェスティバルの一環として企画されました。これからも流山ジャズフェスティバルは続きます。8月10日（土曜日）、流山おおたかの森駅前には、ミッキー・カーチスさんや神村英男バンド、漫才のおぼん・こぼん師匠らによるお笑いジャズバンド、ビッグバンドなどが出演します。「森のナイトカフェ」との同時開催で盛り上げます。ぜひ、お越しください。

  8月9日（金曜日）午後から流山市生涯学習センターで開催される「とびだす絵本ミュージアム」に先立ち、森の図書館でも4日（日曜日）からとびだす絵本展示コーナーが始まりました。また、森の図書館では、「こどもケータイ安全教室」を8月6日（火曜日）13時から開催します。安心・安全なモバイル社会の実現に向けて、携帯電話を使う際のマナーやトラブルへの対処方法などが学べます。お問い合わせは、森の図書館04-7152-3200へ。

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