7月20日(土曜日)、公民館「すず虫飼育教室」が文化会館で開催され、約60人の参加がありました。この教室は「流山鈴虫の会」との協働事業で、今年で5回目の開催となります。講師は、同会の松田淳さん。パワーポイントを使って、自宅で飼育している鈴虫の写真等を紹介しながら、飼い方について説明されました。
「飼育容器に鈴虫を入れ過ぎないこと。多過ぎると、オス同士が縄張り争いをして噛みつき合ってしまう」、「餌はナスがお勧め。キュウリやスイカなどウリ科の野菜は腐敗しやすく、容器内が清潔でなくなる」、「保水の際は霧吹きを使わず、ペットボトルなどで水を流し込むこと。水がかかると羽根にカビが生えて、オスは鳴けなくなってしまう」など、飼育のポイントを優しく教えてくださいました。
飼育方法の説明後は、同会会員の皆さんから無償で提供された「鈴虫」が配られました。今年は孵化が早かったとのことで、鳴き出す成虫も多く見受けられました。ここで、松田さんから、「鈴虫は暑さに弱いので、寄り道をしないで帰宅してください。家に着いたら、直射日光が当たらない涼しい場所で飼育してください」と最後のアドバイス。参加者は、持参した容器が真っ黒になる程、たくさんの鈴虫を受け取り嬉しそうに帰りました。
参加者アンケートには、「初めて参加しました。説明を聞き、鈴虫の飼育が結構大変だと知りました。子どもと一緒に頑張って育てます」、「昨秋、流山に引っ越してきました。鈴虫が好きで、何回か孵化させたことがあります。この様な機会に恵まれて嬉しく思います」、「毎年、楽しみに参加しています。今年こそは孵化させられるよう頑張って育てます」などの感想が寄せられました。
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