7月27日(土曜)、TXとJRが交差する南流山駅南口で「南流山駅前フェスタ」が行われ、猛暑の中、終日大勢の人で賑わいました。南流山活性化協議会とNPOみんな元気・まちが元気ネットワークが主催し、市と市教委の後援、流山市商工会議所南流山支部、南流山飲食店組合、南流山南部自治会、南流山東町会、コープ野村壱番街自治会の協力を得て毎年この季節に続けているイベントです。
駅の改札を出ると、道路を挟んで特設ステージが、西側にはテーブルや椅子、日除けのテントが並び、その周辺を飲食店やフリーマーケットなどが囲んでいます。朝11時から夜8時頃までの長時間イベントは、地元の鰭ヶ崎小や南流山小、南流山中の児童・生徒の演奏から始まりました。午後からも、フォークソングあり、沖縄ポップスあり、ジャズありと楽しい音楽が続きました。
「ミュージックin南流山stn」として11回目、「南流山駅前フェスタ」として5回目を迎えるこの音楽とおいしさと賑わいのイベントは、昨年から駅を挟んで反対側の北口にある南流山3号公園、通称かえる公園で開催される「流南まつり」と同日開催していて、チラシやポスターも一緒につくっています。公園では、子どもお神輿や櫓を囲んでの踊りといった従来からの納涼祭を中心に企画されています。ご近所のご家族連れの方々は、駅を挟んだ両会場を回って夏休みのひとときを楽しんでいました。
ご近所のお父さんたちで結成されているバンド「Ichibanguy Band」は、お住まいがコープ野村壱番街だからという解りやすいネーミング。会場へは楽器も多いことからリヤカーというエコ移動。このイベントでは最多出演なのだそうです。敷地内では、姉妹都市・福島県相馬市の唐揚げ店なども並び、飲食を楽しみながらライブに聴き入るご家族連れも多く見受けられました。
沖縄ポップスバンド「チャンプラーズ」は、エイサー隊の太鼓と一緒に陽気な音楽で会場を盛り上げました。民族音楽つながりということで、突然、ベリーダンスグループもゲスト出演。客席に入って、動きの激しいダンスに、ビール片手に盛り上がっていた方々も照れ気味。三線が奏でる「ハイサイオジサン」のリズムに小さなお子さんから中高年まで一緒に踊る一幕も。
「テケテケテケ…」と懐かしいエレキギターの音色で、ベンチャーズのコピーバンド「ザ・ピーチツリーフィズ」が「ダイヤモンドヘッド」を演奏。一方、揃いのファッションで登場したビートルズのコピーバンド「ノーザンソングス」は「抱きしめたい」を熱唱。マッシュルームカットやパンタロン、ロケット型ベースギターなども見られ、1960年代の「洋楽」に中高年のお客が盛り上がりました。
流山ジャズフェスティバルの協力事業として企画された雨野亜希子さんのジャズステージは夕涼みの風の中で「サマータイム」などが歌われ、多くのファンを魅了しました。雨野さんは、英語訳した歌詞をジャズアレンジで歌う「流山市民の歌」などでも有名です。市民の歌の英語バージョンなどは流山市の公式サイトの「市のプロフィール」から入って聴くことができます。4年振りに南流山の舞台に立った「デジャブ」の懐かしいフォークソングなど楽しいステージが夜まで続きました。
夕暮れ時からは、流山本町から借りてきた行燈に灯りが点いて、夏の夜の雰囲気を盛り上げます。こうした「駅前」音楽イベントとしては、8月10日(土曜)に流山おおたかの森駅前で開催される第3回流山ジャズフェスティバルと森のナイトカフェとのジョイントイベントが予定されています。昼間、流山市生涯学習センターで漫才をされたお笑いの師匠たちが夜には駅前で楽器を持って演奏を披露するなど新しい企画も盛り沢山。恒例のミッキーカーチスと神村英男バンドも見逃せません。
この日は、井崎市長が姉妹都市・相馬市へ出張中だったため、石原副市長が会場に駆け付け、イベントの裏方として汗を流されていた方々を激励しました。市内各地では、こうした音楽イベントや地域の納涼祭などが続けられています。準備をされてきた自治会役員の皆さんをはじめ、子ども達が事件・事故に巻き込まれないようパトロールを続けている青少年補導員の方々、会場の安全確保に尽力くださっている消防団や交通安全協会の方々など多くの皆さんの手によって支えられています。
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