7月9日(火曜日)に市文化会館で「平成25年度流山市青少年主張大会」が開催され、市内の中高生11人が出場しました。この大会は、成長期にある青少年が、日常生活の中で日ごろ考えていることや心の思い、感銘を受けた経験などを自分自身の言葉でまとめ発表し、同世代や、多くの大人に現代の青少年への理解や関心を深めてもらおうというものです。昭和60年からはじまり、今年で29回目を迎える大変歴史のある大会です。
発表者の皆さんは開会式では緊張している様子でしたが、発表が始まるとその堂々とした発表に驚かされました。発表の内容は、あいさつ活動から学んだあいさつの力と必要性、病気によってつらい思いをしながらも自分を受け入れることで強くなったこと、メールだけでは伝わらない人とのコミュニケーションの大切さ、中学生が考える死と助けての思い、そして生きるということ、どの発表も自らの言葉で自らの思いを形にしたものであり、とても素晴らしいものでした。
客席には、発表者の方のクラスメートや担任の先生、校長先生、PTAの方、保護者の方、流山市議会議員の方、流山市生涯学習審議委員の方、流山市青少年育成会議の方、そして一般の方など多くの方々が応援に訪れ、皆さんの素晴らしい発表に熱心に耳を傾け、大きな拍手を送りました。皆さんの素晴らしい発表を聞いて、審査員の方々も点数を付けるのが大変な様子でした。審査委員会での厳正なる審査の結果、北部中学校3年鈴木愛理さんが最優秀賞に選ばれました。また、東部中学校3年大川千穂さんと常盤松中学校3年石井未来さんが優秀賞を受賞しました。
最優秀賞の鈴木さんのテーマは「夢への一歩」。過去の辛い経験により心が暗くなってしまったが、それでも自分を変えたいと思ったこと、偶然見つけた写真集の中の子どもたちの笑顔に出会い、自らも人を温かい気持ちにさせる写真を撮りたいと望んだこと、そして好きなことに出会うことで、自分の殻を破り自信を持てたこと、将来は人を笑顔にする写真家になるとために自らに負けずに歩んでいきたいと力強く語りました。最後に小林審査委員長から発表者に労いの言葉があり、大会は幕を閉じました。
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