7月9日、県立流山高等学校の剣道部とボクシング部の生徒が市長室を訪れ、インターハイへの出場と高校総体千葉県大会での結果を、井崎市長と後田教育長に報告しました。剣道部は、女子団体戦で千葉県大会優勝、女子個人戦では中野玲奈さん(3年)が準優勝に輝き、ボクシング部では上田健也くん(3年)がライトウェルター級の部で優勝し、それぞれ北部九州で開催される平成25年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)への出場を決めました。
井崎市長からは、「普段からどれくらい練習していますか」との質問があり、ボクシング部の上田くんは、「朝から6キロメートルのロードワークをしています」と答えていました。顧問の先生方からも、平日、休日問わず練習を積み重ね、全国大会に出場できるだけの練習をつんでいると話してくださいました。
生徒の皆さんは、最初、緊張した面持ちでしたが、井崎市長のボクササイズ体験談や佐賀県出身の後田教育長から、九州の食べ物の話などをされるうちに次第に笑顔を見せ、試合に勝った時の様子や、普段の練習の様子などを楽しそうに話していました。
ボクシング部の上田くんは今回が初めての全国大会出場。減量は平均して4キログラム行うそうですが、減量中は野菜を中心とした食事を自分で作るといいます。「ライバルを準決勝で倒して、全国大会に出場できるようになったので、とてもうれしく思っています。試合は緊張しますが、実際に始まると楽しいです。今年の夏が高校生活最後の挑戦なので、全国大会でも優勝したいと思います」と力強く話してくれました。
剣道女子個人の部でインターハイに出場する中野さんは、「これまで部内戦でも一回も勝てなかったチームメイトに準決勝で勝って、優勝はできなかったけれど、全国大会に出場できてうれしいです。自分から攻めるよりも相手の出方をうかがって返す戦い方が得意なので、自分の長所を活かして全国大会で優勝したいと思います」と笑顔で話してくれました。
剣道部主将の小林日南乃さん(3年)は団体戦で大将を務めています。また千葉県大会の個人戦では三位の成績を収めています。「千葉県大会の決勝戦までは、先に戦ったメンバーが勝ってくれて、自分は試合をしませんでした。決勝戦で、しかも負けている状況で自分の出番が来たときは、とても緊張しましたが、みんなをインターハイに連れて行きたい気持ちが強く負ける気はしませんでした。面で一本を取って勝った時は、とても気持ちがよかったです。全国大会はレベルが高く、うまく勝ち進めるか分かりませんが、チーム一丸となって、みんなで一本を取るつもりで試合に臨みたいと思います」と、主将として、団体戦の大将としての強い決意を語ってくれました。
最後に井崎市長は「全国大会でも緊張しすぎず、普段の力を出して頑張ってください。またいい報告が聞けることを楽しみにしています」と話し、後田教育長とともに、生徒一人一人と握手を交わし、全国大会での健闘を願いました。
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