6月30日、東部公民館であじさいの世話の仕方を学ぶ講習会と実技指導が行われました。東部地区のあじさいは、地元の南柏本州団地自治会の皆さんの15年にも及ぶ地道な努力で立派なあじさい苑となり、周辺住民のみなさんの楽しみとなるだけでなく遠くからも訪れる人が年々増えています。

  今回の講座は、さらに多くの人に開放することで一緒にあじさいを世話する楽しみから味わっていただこうと公民館へ自治会の皆さんから働き掛けがあり実現したものです。さらに近くの県立特別支援学校流山高等学園からは大勢の生徒さんが早くから手入れ作業に参加しています。団地在住で樹木医の資格をもつ勝野さんの丁寧な説明で始まった講演。広く植物一般の挿木、接ぎ木の入門から始まり、17人の参加者の皆さんは、梅雨の晴れ間をぬって公民館前の斜面に出て実地指導を受けました。

  自身の住む団地のあじさいの世話をするということで数名の仲間の皆さんと一緒に参加する方もいて「大変参考になった」と、植物の成長のプロセス、メカニズムを理解することが出来たようで納得の3時間だったようです。参加された皆さんは、自分で剪定した枝を手に来年の開花を楽しみに思いながら帰路につきました。年に一度のサークル発表会が終わった後のイベントでしたが、東部公民館と自治会の皆さん、近隣学校との協働企画を今後も展開していく予定です。
　
 

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