6月29日(土曜日)、初石公民館で、流山市デフ協会と流山市手話サークル連絡協議会の共催による「聴覚障害者の防災を考える 流山市地域防災計画勉強会」が開催されました。
勉強会は前段と後段に分けて実施され、前段では、市役所の鈴木防災危機管理課長が、流山市地域防災計画の概要について、災害時要援護者の安全対策に焦点を置いて説明した後、参加者に安心メールの登録をしていただきました。慣れない手話通訳を介しての講話でしたが、手話通訳の手の動きを見つめる参加者の視線から、その真剣さが伝わってきました。
質疑応答においては、防災行政無線の放送内容を文字表示出来る受信機の貸与を要望されましたが、流山市の防災行政無線はアナログ式のため文字放送は出来ない旨を説明し、そのためにも安心メールを全員に登録して欲しいとお願いしました。後段の意見交換会においては「前から安心メールに登録したかったけれどやり方が分からなかった。今日登録出来て本当に良かった。」などの声が多く出されていました。
勉強会の終了後、講師の鈴木課長は「聴覚障害者やその支援者の方々の切実な声を直接伺うことができ、大変良い勉強をさせていただきました」と挨拶し、また、手話サークル連絡協議会の橋場会長たちと、今後もこういった取り組みを続け、意思の疎通、情報の共有に努めていくと話していました。
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